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ネットランナー 2002年6月号 2002年5月23日(木)
解説 米国以外で先行するコピープロテクトCD事情

 日本のレコード会社は、コピープロテクトCDの発売に際して、前もって発表したり、店頭でシールを貼って警告などをしているが、海外では全く何の警告もなく発売されることも多くなっている。以下に紹介する「Fat Chuck's」のウェブサイトでは、読者からたくさんのコピープロテクトCDと思われるタイトルが寄せられている(すべてがコピープロテクトCDだという保証はないが)。

 そのリストを見ていると、米国で発売されたものは実は少ないことに気付く。公式に発表されているのは、次ページからのテストで使用している「ジム・リーブスに捧ぐ」と「ワイルド・スピード」サントラ盤の2つだけだ。最も大きなCD市場である米国でなぜコピープロテクトCDは発売されないのか? また、パソコン絡みの話題といえば、米国で広まってから日本にも上陸するものだが、発売されている枚数だけをいえば、既に日本の方が上回っているのかもしれない(あくまで公式発表の数字だが)。ちなみに、ヨーロッパはというと、こちらは既にかなりの数のコピープロテクトCDがリリースされている。

 これはちょっとうがった見方だが、日本やヨーロッパの方が先行しているというのは、消費者の反応を見るためのテスト、と思われる。すぐに訴訟問題に発展する米国よりも、レコード会社としてはより安全な国でテストした方がいいのは当然だ。

 日本で増殖するコピープロテクトCD。問題は、その反応をみるテストに対して、私たち消費者がどのような答えを出すかだ。それによって、日本だけでなく、ヨーロッパや米国でのコピープロテクトCD発売の動向も変わってくるかもしれない。今、日本の市場が試されている。

画面 Fat Chuck's - Corrupt CDs
世界中からこれはコピープロテクトでは? というタイトルの報告が寄せられている。ほぼコピープロテクトCDとして確信の得られるものが130タイトルほどリストアップされている

日本レコード協会に加盟しているレコード会社の
CCCD化予定表(4月24日現在)
日本コロムビア 未定
ビクターエンタテインメント 予定あり
キングレコード 未定
テイチクエンタテインメント 未定
ユニバーサル ミュージック 未定
東芝EMI 導入済み
日本クラウン 前向きな方向で検討中
徳間ジャパンコミュニケーションズ 未定
ソニー・ミュージックエンタテインメント 未定
ポニーキャニオン 未定
ワーナーミュージック・ジャパン 予定あり
バップ 未定
BMGファンハウス 未定
パイオニアLDC 未定
ビーグラムレコーズ 未定
エイベックス 導入済み
プライエイド・レコーズ 未定
トライエム 未定
フォーライフミュージックエンタテイメント 未定
ロードランナー・ジャパン 未定
ゾンバ・レコーズ・ジャパン 未定
キングインターナショナル 未定
ベルウッド・レコード 未定
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