ただし、HTTPで接続した場合、中継サーバを経由する分、音声に携帯電話のような遅延が生じる。より音質を上げたいのであれば、グローバルIPで接続させるか、ルータの設定で静的NATを設定すればIP Talkの端末同士が直接UDPプロトコルで通信するので、快適な通話が可能だ。気になる音質は、きちんとADSLなどのブロードバンド環境を用意して、UDPで接続するようにすれば、BBフォンや固定電話とほぼ同じ音質で通話ができる。ルータのマニュアルをよく見て、通話品質を上げるようにしよう。

IP Talkによる通話

(1) 相手にIP Talkの端末がない場合、通常の電話回線での通話になる (2) 初めての相手には公衆回線網で電話が接続され、相手にIP Talkの端末が見つかった場合は、そのアドレスを記憶する (3) 相手の電話にIP Talk端末が接続されていることを確認すると、2回目以降は自動的にインターネット経由で無料IP通話できるようになる

NAT越え（HTTP音声中継）機能

音声中継サイトがHTTP音声データを中継して、どこからでもNAT越えを実現。世界中のIP Talk同士でインターネット電話ができる

IP Talkアダプタの背面はとてもシンプル。端子は、電話回線と電話機、LANの3個のみ

IP Talkアダプタのレンタル料は、かけ放題の通話料込みで月980円。加入時に、事務手数料として3980円がかかる

悪用は計画的に　4/12