ワープロソフトで手紙などを書いて印刷する場合でも、フォントを変えることでかなり印象が変わる。ゴシック系から明朝系に変えるだけでも、文章から受ける「堅さ」が変わるし、丸文字を使用すればさらに柔らかい印象になる。ウェブブラウザで見るウェブページも、標準ではMSゴシックかMS明朝で表示されるが、たまにそれ以外のフォントがスタイルシートで指定されていると、際立って目立ち、受ける印象がだいぶ変わる。
ウインドウズのデスクトップで使われているフォントは、すべてゴシック系の文字で統一されており、これを変更している人は少ない。印刷した手紙やウェブページと同様、デスクトップのシステムフォントも変更すると、見栄えも変わり、受ける印象も変わる。設定を変更できない部分も多いが、一部のシステムフォントは変更できる。付録CD-ROMには、「あくあフォント」「ひろみ」「みかちゃん」「ダサ字」の4つの手書き風フォントを収録しているので、どんな印象になるか挑戦してみてはどうだろう?
システムフォントの変更は「コントロールパネル」→「画面」の「デザイン」タブ内にある「詳細設定」ボタンを押して行う。「指定する部分」の項目のいくつかでフォントを指定できるものがあり、「フォント」の項目で指定したものに変えられる
ブラウザの標準フォントも変えてみよう。「インターネットオプション」の「全般」タブ内の「フォント」ボタンを押して、指定する。左側の「Web ページ フォント」の欄で指定したフォントでウェブページが表示される
「Talisman」は、スキンを導入するツールというよりは、全く新しいインタフェースを導入するツール、といった方が正しいだろう。スキンを変えただけなら、同じ場所にある同じメニューを操作できるので戸惑うことはないだろうが、Talismanではインタフェースが別物になっているので、慣れるまでにちょっと時間がかかる。
それぞれのテーマによって操作体系は異なるが、インストールされているソフトの使い方までは変わらない。あくまで変更になるのはウインドウズOSの操作法だ。自分好みのOSを探すような楽しさも味わえるぞ。
Talismanによる新しいインタフェースは、Lighttek Softwareのサイト内に200個以上も登録されており、ダウンロードできるぞ。