Kazaa Lite K++(以下K++)のインストールと初期設定が終了したら、実際にファイルを検索して、ダウンロードしてみよう。
といっても、K++の使い方はとても簡単。検索用のタブを開き、欲しいファイルのキーワードを入力して検索ボタンを押し、表示されたリストの中から好きなものを選択するというファイル共有ソフトの基本操作がそのまま踏襲されているので、一度でもファイル共有ソフトを使ったことがある人なら悩まず操作できるはずだ。
K++が接続するKazaaネットワークは「FastTrack」と呼ばれ、WinMX3.3などでも対応しているマルチソースダウンロード(同じファイルを持っているユーザーが複数存在する場合、それらのユーザーから同時に分割ダウンロードすることでダウンロード速度を高速化する技術)にも対応している。このため、検索やダウンロードのレスポンスが非常によい。
また、人気ファイルにダウンロードが集中してしまうMX3.3や、nyと異なり、Kazaaはユーザー数が多く、人気のあるファイルが比較的分散しているので、ダウンロード要求をしたのにいつまでたってもファイルが落ちてこないというケースが少ない。
よほど容量の大きな動画ファイルとかであれば話は別だが、通常のファイルであれば9割方問題なく落とせる。Kazaaは、P2Pが本来持っていた「オンデマンド性」を体感できるソフトなのだ。
1. Kazaa Lite K++を起動したところ。ファイルを検索するにはツールバーの「Search」ボタンをクリック
2. 左フレーム内の「Search for:」というところにあるキーワード入力欄に検索したいファイルのキーワードを入力し、「Search Now」ボタンをクリック
3. 右フレームにキーワードに合致するファイルが一覧表示される
4. リストの中でダウンロードしたいファイルが見つかったら、ファイルを選択して右クリック→「Download」をクリック(ダブルクリックでもOK)しよう
5. 自動的にそのファイルのダウンロードが始まる。転送状況を確認するには、ツールバーの「Traffic」ボタンをクリック
6. 転送状況画面。「Progress」というところにあるバーで、ファイルが何%ダウンロードされたのか確認できる
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