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MS、テキサス州と連携してスパム業者を提訴

» 2005年01月15日 09時10分 公開
[IDG Japan]
IDG

 スパム会社数社を経営していたとされる男2人を相手取り、米Microsoftが民事訴訟を起こした。この会社はスパムメールを規制する米CAN-SPAMに違反して大量の迷惑メールを送信していた。

 訴えられたのはテキサス大学の学生ら2人で、テキサス州検事総長が訴訟を起こし、Microsoftはこの訴訟に加わったもの。同社広報によれば、両被告はダミー会社を設立してそのネットワークを介し、インターネットユーザー宛てに大量の違法スパムを送信したと、Microsoftは主張している。

 Microsoftのインターネット安全執行担当弁護士アーロン・コーンブラム氏によれば、Microsoftはこの件に関して1年近くもテキサス州検事総長事務所に協力してきた。

 Microsoftは両被告が送信したとされる違法メールのサンプル2万通あまりを提供したという。訴訟で要求している損害賠償額は明らかにしていない。

 Microsoftが州の検事総長と協力してスパム業者を訴えたのはこれが3度目。

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