サムスン、1Gバイトメモリ＆カラー液晶のフラッシュメモリプレーヤーほか

[ITmedia]

　日本サムスンは、フラッシュメモリ型のポータブルオーディオプレーヤー「YP-T7」「YP-MT6」「YP-T6」を発表、3月18日から発売する。それぞれ、搭載するメモリ容量ごとに複数のバリエーションが用意されている。

カラー液晶でJPEG画像表示も可能な「YP-T7」

　YP-T7は37（幅）×62（縦）×13.3（奥行き ミリ）・35.5グラムというボディにカラー液晶を搭載するポータブルプレーヤー。ボディの表面はアルミニウム加工が施されており、質感も高い。

YP-T7Z（シルバー）とYP-T7X（ブラック）

　1Gバイトのメモリを搭載するシルバーの「YP-T7Z」と、512Mバイトのメモリを搭載するブラックの「YP-T7X」が用意され、価格はそれぞれオープン。実売想定価格はYP-T7Zが2万円後半、YP-T7Xが2万円前半の見込み。YP-T7Xは同社直販サイト「サムスンダイレクト」のみでの販売となる。

　液晶ディスプレイは96×96ピクセルの解像度を持ち、アーティスト名や曲名、時刻などのほか、JPEG画像とテキストファイルのビューワとしても利用できる。再生可能なファイル形式はMP3／WMA／WAV／ASF／OGG。メニューの言語は英語やフランス語なども含めた10カ国語に切り替え可能だ。

　FMラジオや内蔵マイクを使用したボイスレコーディング、外部入力をそのままMP3で録音するダイレクトエンコーディングのほか、5つの効果を用意したイコライザや、立体音響効果「SRS WOW」なども備える。電源には内蔵のリチウムポリマー充電池を使用し、約2.5時間の充電で約10時間の連続再生が行える。

　パッケージにはストラップやヘッドフォンなどのほか、CDからのリッピング機能も備えた音楽管理ソフト「Samsung Music Studio」と、画像の編集およびYH-820MCへの転送を行える画像管理・編集ソフト「Multi-Media Studio」などが付属する。

白色LEDバックライト付き液晶を備えたコンパクトモデル「YP-T6」

　YP-T6は1Gバイトのメモリを搭載した「YP-T6Z」と512Mバイトのメモリを搭載した「YP-T6X」、256Mバイトのメモリを搭載した「YP-T6V」が用意され、価格はそれぞれオープン。実売想定価格はYP-T6Zが2万円前半、YP-T6Xが2万円を切る程度、YP-T6Vが1万円代前半の見込み。YP-T6Vは同社直販サイト「サムスンダイレクト」のみでの販売となる。

YP-T6Zはシルバー、YP-T6Xはブラック、YP-T6Vはレッドのカラーリングが施されている

　22（幅）×55（高さ）×23（奥行き ミリ）・30グラムというスティック型のポータブルプレーヤーで、128×48ピクセルの3行表示が可能な白色LEDバックライト付きの液晶を備える。再生可能なファイル形式はMP3／WMA／WAV／ASF／OGGで、ID3タグの表示（V1／V2 2.0）にも対応する。メニューの言語は英語やフランス語なども含めた10カ国語に切り替え可能だ。

　電源には単4型電池を使用し、アルカリ電池1本で約20時間の連続再生を行うことができる。TY-T7と同じく、音響効果「SRS WOW」やFMラジオ、内蔵マイクを使用したボイスレコーディング、外部入力をそのままMP3で録音するダイレクトエンコーディング機能なども備える。

単3型乾電池で42時間再生の「YP-MT6」

「YP-MT6」は512Mバイトのメモリを搭載した「YP-MT6X」と、256Mバイトのメモリを搭載した「YP-MT6V」が用意され、価格はそれぞれオープン。実売想定価格はYP-MT6Xが1万円後半、YP-MT6Vが1万円なかばの見込み。

512Mバイトのメモリを搭載する「YP-MT6X」はブラック、256Mバイトのメモリを搭載する「YP-MT6V」はレッドのカラーリングが施される

　サイズは25（幅）×61（高さ）×24（奥行き ミリ）・36グラム。YP-T6と同様に、128×64ピクセルの白色LEDバックライト付き液晶を備えるが、表示可能な行数は4行となっており、曲名などの確認がしやすくなった。

　再生可能なファイル形式はMP3／WMA／WAV／ASF／OGG。電源には単3型乾電池を使用し、約42時間の連続再生を行える。FMラジオ、ボイスレコーディング、ダイレクトエンコーディングといった機能も搭載した。その他の仕様はほぼYP-T6と同様で、メニューの10カ国語表示やイコライザ、立体音響効果「SRS WOW」なども備える。