Microsoft、Xboxで新たに268人削減 次期「Halo」はActivisionが開発、Ninja Theoryは閉鎖案
米MicrosoftのXbox部門は9月22日(現地時間)、Halo Studiosをはじめとするファーストパーティースタジオや、Xbox Game Studios(XGS)の管理部門および中央機能部門で268人を削減すると発表した。XboxのEVP兼CCO(最高コンテンツ責任者)であるマット・ブーティ氏が、従業員向けメモで明らかにした。同氏によると、7月以降に実施したスタジオの分離なども含め、発表済みの再編の「おおむね4分の3」を終えたという。
Xboxは7月、2027会計年度を通じて部門全体で約3200人を削減し、まず約1600人を削減すると発表していた。2月にフィル・スペンサー氏の後任としてCEOに就任したアシャ・シャルマ氏は当時、「われわれの事業は今、健全ではない」と述べ、これを「Xbox史上最も大規模な組織再編」と表現していた。
今回はスタジオの体制も大きく見直す。事業単位を減らし、すでに緊密に連携しているグループをまとめ、パブリッシングのノウハウを集中させることで、フランチャイズとゲームを強化するのが狙いという。
「Halo」シリーズの次回作はActivisionが開発し、「Call of Duty」の開発とは別に新設する専任チームが担当する。Halo Studiosは小規模なチームで、発売済みタイトルとコミュニティの支援を続ける。
ActivisionはWorld's EdgeとRareも傘下に収める。BethesdaはObsidianを傘下に加え、Obsidianは「Grounded」や、Bethesda Game Studiosと共同で進める新たな「Fallout」プロジェクトなど、現在の開発を継続する。KingはMicrosoft Casual Gamesを統合し、10年以上にわたって協業してきたPlayground GamesとTurn 10 Studiosは、「Forza」と「Fable」に注力する1つのスタジオに統合する。
7月に発表したスタジオの分離については、Compulsion GamesとDouble Fine Productionsが8月、IPや過去作品、当面の運営資金を保持したまま独立した。Undead Labsも同様の条件で移行を完了し、新たなパブリッシャーの下で「State of Decay 3」をGame Passで発売日から提供する。
一方、7月時点で新オーナーの下へ移ることで合意したとしていたNinja Theoryは、2件の合意がいずれも白紙になった。Xboxは閉鎖案について従業員との協議を始めるとともに、他の道も引き続き模索するとしている。Arkaneとの協議は年内いっぱい続く見通しだ。
ブーティ氏は、10月6日に開く全Xbox従業員向けのタウンホールミーティングで、再編の進捗を振り返るとともに、「Xbox史上最も強力なラインアップの1つ」を展望するとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
OpenAI、数学者の独立諮問グループと連携 内部モデルは「100件超の未解決問題を解決」
-
2
Google、「Googlebook」の予約受付開始 899ドル(約14万円)から
-
3
FANZA、成人向けAI創作・公開サービス「FANZAスタジオ」発表 先行体験は8月24日から
-
4
経営「AIでラクして早く帰って」→社員「帰らない」 工数最大9割減のDeNAも悩むAI効率化の壁
-
5
YouTube、収益化基準を2027年に大幅引き上げへ 新規参加条件が従来の2倍に
-
6
OpenAI、フロンティアAIの国際標準づくりを米国主導で進めるよう提言 「RSIはまだ起きていない」
-
7
“自動で耳コピ”アプリ、ヤマハが無料公開 音源読み込み→3分でピアノ譜に
-
8
Amazon、MetaのAIエージェント「Muse」による代理購入をブロック Shopifyは全店舗で対応へ
-
9
今度は“ディスプレイなし”のAIグラス、「Rokid Ai Glasses Style」を試す
-
10
「労働時間を長くしたい」男性3%・女性6%……どんな人? 東大が調査
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR