上海の街、美女、食をフォトビューワで堪能――プロ写真家がエプソン「P-5000」を徹底活用（2/3 ページ）

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マルチメディアストレージビューワ Photo Fine Player「P-5000」

エプソン

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セイコーエプソンは、フォトビューワ「Photo Fine Player」の新製品として、4型液晶搭載の「P-5000」と3.8型液晶の「P-2500」を発表した。

人と知り合うためのツールになる

　次に向かったのは、上海の中心部にある外灘だ。黄浦江を挟んで、手前には租界時代に建てられた欧風建築があり、対岸には未来都市風の高層ビルが建ち並ぶ場所。東京タワーと同じで地元の人は少ないが、やはり上海といえばここは外せない。

もう何度も撮っている見慣れた場所だが、来るたびに新しいビルが増え、急速に発展する上海を体感できる

液晶の視認性が高いので、明るい屋外でもちゃんと画像を見られる。また人に見せる場合は、より見栄えよく自動補正して表示する「フォトプレゼンモード」にセットするといい

地元上海出身の蒋申年くんと胡憶南くん。P-5000は大画面なので、複数の人でも同時に写真を見られる

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　ここでもP-5000が活躍したが、画像チェックやバックアップだけでなく、フォトビューワならではのもうひとつのメリットを実感した。コミュニケーションツールとしての活用だ。せっかく海外まで来たのだから、観光地めぐりだけじゃつまらない。人と会話し、人の写真を撮ることが私にとっての海外撮影の目的だ。中国語は初級レベルだが、P-5000を使って写真を見せることで、撮影交渉もスムーズに運ぶ。

上海のオシャレな通り准海路で出会った胡暁倍さんと余�Lくん。今どきの上海の若者は、見た目は日本人と大差ない

中国っぽさを演出するために、胡さんと余くんにチャイナ服を着てもらうことにした。こうしない限り、東京で撮ったのと同じになってしまう

モデルのような決めポーズではなく、もっと自然な雰囲気で。そんな会話もP-5000を見せて説明すれば、ちゃんと伝えられる

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ホテルやレストランの個室にテレビがあれば、P-5000のビデオ出力機能を利用してテレビ再生ができる。BGM付きでスライドショー再生しただけで、結構盛り上がった

フェリーで出会った女の子。P-5000を見せて気を引き、カメラ目線をもらう。いい表情を撮るためにはどんな手も使います

上海は治安は悪くないとはいえ、やはり外国。人込みでは荷物は最小限にすべきだろう。P-5000はバッテリ込みで約430グラムと軽く、上着のポケットに入るくらいの小型サイズ。あとはカメラ1台あればOKだ