上海の街、美女、食をフォトビューワで堪能――プロ写真家がエプソン「P-5000」を徹底活用(3/3 ページ)

» 2007年01月09日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
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エプソン、Adobe RGBやxvYCCをサポートしたフォトビューワ

セイコーエプソンは、フォトビューワ「Photo Fine Player」の新製品として、4型液晶搭載の「P-5000」と3.8型液晶の「P-2500」を発表した。


旅先でもふだんと同じ環境で画像確認

 外灘は夜景好きにはたまらない場所でもある。日が暮れると高層ビル群や欧風建築がライトアップされ、360度どこにカメラを向けても絵になる光景が展開する。最近では、巨大な電飾を取り付けた動く広告船が見ものだ。キッチュな雰囲気が中国らしく味わい深い。

photo ブレードランナーを彷彿する上海の夜景は、一晩中撮影しても飽きないくらい。ガイドブックやウェブなどで事前に撮影スポットを調べ、その情報や地図、写真をP-5000に入れておくという使い方もある

 そんな夜景をきれいに撮るには、カメラを三脚にセットし、1秒から数秒程度の長時間露光を与えるのがいい。注意したいのは、秒数が長すぎるとライトアップした建物が白飛びし、短すぎると暗部が黒つぶれすること。そのチェックには、P-5000のヒストグラム表示や白飛び/黒つぶれ警告表示機能が役に立つ。

photo 画像を表示した状態でDisplayボタンを押すと、情報表示なし→簡易情報表示→ヒストグラムやExifデータが見られる詳細情報表示→白飛び/黒つぶれ警告表示の順に切り替わる
photo 外灘洋風建築のシンボル的存在、和平飯店の内観を撮影し、その場で確認。三脚は使えない場所だが、手ブレやピンぼけを確実にチェックできるので安心だ
photo ホテルに戻り、小籠包をつまみながら、撮り漏らしや撮影ミスを再チェック。場所を問わず、中途半端なパソコン以上の正確さで再生できるのがうれしい

撮影旅行をいっそう充実させる道具

 旅はあっという間に終わり、また日本での生活に戻った。だが国内でのちょっとした撮影でもP-5000を持参することは多い。カメラやノートパソコンよりも正確な色再現は、場所を問わず、大切な撮影では必要だからだ。

photo 移動中はポータブル音楽プレーヤーとしても楽しめる。また動画にも対応するので、事前に付属ソフト「EPSON Link2」を使って映画やテレビ番組を入れておくのもいいだろう
photo しかし楽しんでばかりはいられない。帰国後に待ち受ける仕事の手間を軽減するため、P-5000のレーティング(優先度付け)機能を使って機内で写真を整理。個々の写真に1〜5個の★を付けることができ、その情報は付属ソフト「EPSON Link2」で画像とともにパソコンに転送し、「Adobe Bridge」で確認できる
photo 帰国して撮影データをパソコンに転送した後も、主要な写真はP-5000に残すようにしている。自分の作品集として持ち歩いて人に見せたり、次の旅でまた人とコミュニケーションを図るためだ。80Gバイトの大容量だからこそ、そんな使い方もできる

 最近はメモリカードが安くなり、容量だけを確保したいなら、P-5000を買うよりも大容量カードを数枚揃えたほうが安上がりかもしれない。だが、P-5000は単なるバックアップ用のストレージではない。撮影→再生→撮影というフィードバックを繰り返すことで、一方通行で撮るのではなく、自分自身がその場で反省したり、相手に見せることでコミュニケーションを図れるツール。より深い写真を撮るための道具といっていい。今回の旅でも、P-5000があったからこそ撮れた写真は少なくない。

■永山昌克 氏

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1966年大阪生まれ。広告スタジオ、出版社勤務を経て、フリーカメラマンとして独立。年数回の中国渡航を繰り返し、中国の人や街をテーマに写真を撮り続ける。こだわりのデジカメレビュアーとしても有名で、発売される新製品のほぼ全機を試用済み。Itmediaなどウェブメディアを中心に執筆活動を展開中。永山昌克氏ホームページ http://www.181cm.com/


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提供:エプソン販売株式会社
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2007年2月8日