ペンタックスは、同社コンパクトデジタルカメラの最上位モデル「オプティオ A30」を発表した。独自の手ブレ補正機能SRを強化し、シャッタースピード換算で約2.5〜3.5段分に相当する補正効果が得られるという。
再生モードが多彩なのもオプティオの特徴。再生時にMODEボタンを押すと、リサイズ、トリミング、カラーフィルタ、デジタルフィルタ(ソフトフィルタやイラストフィルタなど)、明るさフィルタ(撮ったあとで簡単な露出補正ができる)、赤目補正、フレーム合成と実用的なものからお遊びまで幅広く揃っている。
カメラ内で編集して遊べるわけである。動画機能はDivX仕様のMPEG-4でファイル形式はAVIファイル。MPEG-4なので圧縮率が高く、高画質のまま長時間の録画が可能だ。
バッテリーは薄型で撮影枚数はCIPA規格で約150枚。メディアはSDカードで大容量のSDHCにももちろん対応している。液晶モニタは2.5型の23万画素。視野角が広くて見やすいタイプだ。
ボディはA20に比べてシンプルになり、側面のS字ラインをうまく使ったストラップ穴など、1000万画素モデルらしい高級感とスタイリッシュさを合わせ持っている。しかも、1000万画素ながら130グラムと軽量なのもいい。
1000万画素で手ブレ補正付というハイエンド仕様ながらそれを感じさせない、シンプルで優しいボディと素直に使えるわかりやすい操作性が特徴のオプティオ A30。3倍ズームコンパクトとして必要不可欠な性能はすべて詰まっているので、非常に汎用性が高い。子供を撮りたい人から趣味で気軽に写真を楽しみたい人、仕事でシャキッと使いたい人まで多くの人に勧められる定番的なコンパクトといえよう。
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提供:ペンタックス株式会社
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2007年3月31日