意外と簡単? 新人女性記者が自宅のAVネットワーク構築に挑戦!AQUOS L5が来た!(2/4 ページ)

» 2011年08月17日 10時00分 公開
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サユリ 「まずはインターネットにはつながったから、テレビ向けのインターネットサービスにつながるはず。これこれ、“AQUOS City”。要はレンタルビデオを借りに行かなくても映画を“借りて”観たり、YouTubeの投稿動画を大画面で楽しんだりできるってわけ」

「AQUOS City」のトップ画面。ここから「アクトビラ」や「T's TV」「ひかりTV」などのビデオ・オン・デマンドサービスにもアクセスできる

 「ほう。便利そうだな。じゃ、さっきのDLNAとやらもこれで準備万端か」

サユリ 「それはインターネットじゃなくて、家の中の“ホームネットワーク”で録画番組や写真なんかを共有する機能らしいから、レコーダーもルータと接続しないといけないよね。たぶん」

 DLNAは「Digital Living Network Alliance」(デジタル・リビング・ネットワーク・アライアンス)のことで、ホームネットワーク環境でデジタルAV機器どうし、あるいはPCなどを相互に接続して、映像や音楽などのデータをやりとりできるようにする標準規格だ。

 「なんだか、ややこしそうね。いままでのテレビはビデオデッキとかの映像や音声のケーブル配線が複雑で苦手だったけど、これからのテレビはそこは簡単でも、ネットワークとかに悩まないといけないということかしら」

サユリ 「でも、まあネットワーク接続はPCで慣れているし、出力とか入力とかいう区別はないから、そんなに難しくはないよ。普通は機器を追加してもとくに設定の変更は必要ないし。ほら、終わり」

 「しかし、わざわざネットワークにつないで、そのDLNA連携とやらに頼らなくても、レコーダーの録画番組なんて、普通に再生すりゃいいんじゃないのか?」

サユリ 「まあ、そうなんだけど。例えばここ(リビングルーム)のレコーダーで録画した番組を、私の部屋のAQUOSで再生したりとかいうことができるみたい。あと、ネットワークに接続しておけば、AQUOS PHONEともいろいろ連携できて便利なんだって」

サユリの自室にある“フリースタイルアクオス”「FE1シリーズ」。やはりDLNAのクライアント(DMP=デジタルメディアプレーヤー)の機能を持っているため、「AQUOSブルーレイ」の映像を別の部屋でも見ることができる

 「なるほどな。で、準備はこれで終わりかな?」

サユリ≫ 「あれ? そういえば、AQUOS PHONEはどうすればいいのかな……?」

AQUOS PHONEをホームネットワークにつなぐには

 AQUOS PHONEは3G回線経由でネットワーク接続できるが、それはあくまでもインターネットの話。今回のように家の中でテレビやレコーダーとつなぐ、つまり、ホームネットワークに参加させるためには家庭内LANへの接続が必要であり、そのためには無線LANの“親機”が必要になる。自宅でノートPCを利用している人ならすでに使っているケースも多いだろうが、スマートフォン/携帯電話だけのために無線LAN環境を構築済みという人は少ないかもしれない。サユリも同様で、自分や父はデスクトップPCを利用しているため、これまで有線LAN→ルータ経由でのインターネット接続で事は済んでいた。

理不尽な上司であっても困ったときには存分に活用すべし、と最近学んだサユリ

サユリ 「とりあえず、編集長に聞いてみるよ……。もしもし」

編集長 「ちゃんとセットアップできた?」

サユリ 「テレビとレコーダーは有線LANにつないだんですけど、AQUOS PHONEはどうすればいいんですかね???」

編集長 「無線LAN接続だな。貸し出し機材の中に親機になる無線LANルータも入れといたはずだけど」

サユリ 「えっと、それってやっぱり、なんかややこしい設定とか必要なんですよね……」

編集長 「いや、そうでもないよ。確かに凝った設定をするためには、PCのWebブラウザで設定画面を呼び出して作業する必要があるけど、最近の無線LANはゲーム機なんかを子機として使うユーザーも多いし、ボタンを押すだけでもつながるようになっているよ」

サユリ 「本当ですか?! 分かりました。ありがとうございます!」

 プープープー

編集長 「まったく、せっかちだな……」

 “ボタンを押す”というのは、無線LANルータなどについている「AOSS」や「WPS」のボタンのこと。AOSS、WPSはともに無線LANを簡単に設定する機能で、親機側と子機側でこの機能を起動させることで、自動的に情報をやりとりをして接続設定を実行してくれる。AOSSはバッファローの独自技術、WPSはそのあとに出てきた統一規格だ。ちなみに、レコーダーの録画番組をAQUOS PHONEで表示するためには、著作権保護の関係で“無線の暗号化”の設定も必要なのだが、AOSSはWEPやWPA2から自動選択、WPSではWPA2で自動的に暗号化の設定も行ってくれるので、通常は気にする必要はない。

使用したのはバッファローの「WHR-HP-G」。「AOSS」ボタンは本体上面にある

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