掃除の効率を上げる影の主役「ツール」――20年の進化テクノロジー解説<3>(2/3 ページ)

» 2014年08月18日 10時00分 公開
[滝田勝紀,PR/ITmedia]
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床から天井まで――掃除機の守備範囲を広げるツール類

 掃除機は主に床の掃除に使われるが、ホコリが積もるのは床だけではない。例えば本棚やエアコンの上、照明器具の傘など、掃除したい場所は家中にある。静電気を帯びやすいテレビやパソコンの画面などもホコリが付着しやすい場所。さらにパソコンのキーボードなど、複雑で繊細なものもある。そのような場所に合うのが「ソフトブラシツール」だ。

 もちろん、ただのソフトブラシなら他社製品にも付属しているが、ここでもダイソンのツールはひと味違う。例えば底面に2つの吸引口を設け、穴の大きさを変えて強力な吸引力を均一化するなど、「空気の流れ」を研究し続ける同社ならではの工夫が施されている。

ソフトブラシツール

デリケートな表面のランプシェードやテレビやPCのモニター、ガラスのドアなど、固いブラシでこすりたくない場所を掃除するのに便利な「ソフトブラシツール」。小型のブラシも用意している。



 さらにユニークなのが、「アップトップツール」だ。3つのパイプを組み合わせた形状で、2つの可動部で角度を変えることができる。書棚の上や照明器具の傘、カーテンレールや扉の上部など、下からでは見えないような場所でも簡単に掃除できる。

アップトップツール

「アップトップツール」。可動部が2カ所あり、自在に曲げられることで、さまざまな場所のチリやホコリを掃除できる。



 ソフトブラシの最新型といえるのが、「カーボンファイバーソフトブラシ」だ。細長いカーボンファイバーブラシを搭載し、静電気の発生を抑えながら広い面のホコリを一気に取り除く。中央のブラシ部は左右に可動する構造になっており、横に動かすと進行方向に合わせて常にブラシの直前に“吸い取り口”が開く仕組み。ラック類やテレビ画面、ガラステープル、網戸など、広く平らな場所を掃除するときに便利だ。

カーボンファイバーソフトブラシツール

きめ細かいカーボンファイバー製ブラシを搭載した「カーボンファイバーソフトブラシツール」

「カーボンファイバーソフトブラシツール」でAVラックを掃除しているところ。ソフトなブラシのため、ガラス面も傷つかない
「カーボンファイバーソフトブラシツール」の仕組み。ガラス面に下から押し当て、左右に動かしてみた。赤いブラシ部分が動き、進行方向に吸引口が開くことが分かる


 「リーチアンダーツール」は、「フレキシブル隙間ノズル」を進化させたもの。名前の通り、冷蔵庫の下など横に広がるすき間に適した平たいツールで、ジグザクに配置されたブラシは左右どちらに動かしてもゴミやホコリをかき出し、横にある吸引口で素早く吸い取る。また前述の「フレキシブル隙間ノズル」と同じフレキシブルパイプ(ゴム製パイプ)に装着できるため、冷蔵庫の下を掃除するときも床に這いつくばる必要がない。

 「リーチアンダーツール」は先端部にも吸引用の穴があり、例えば冷蔵庫の側面に付着したホコリを除去しつつ、すき間ツールとして床面も掃除できる。これも1つのツールに複数の機能を持たせた“2 in 1”仕様だ。

リーチアンダーツール

ソファや冷蔵庫のボトム空間が広がっている場所に便利な「リーチアンダーツール」。先端部や側面にも吸引用の穴が開いているため、壁際のホコリなどもしっかりと吸い取ることができる。



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提供:ダイソン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia LifeStyle 編集部/掲載内容有効期限:2014年8月31日

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