悩める男女の救世主になるか?――衣類エアウォッシャー「ラクーン」を社内に置いてみた結果空気で除菌・脱臭(3/3 ページ)

» 2015年08月07日 10時00分 公開
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“いい香り”を着る方法

 さて、服の汚れをきれいにした彼女。仕事が終わったらお楽しみのデートの時間です。化粧を直して身支度を調え、準備は万端。でも香水を使おうとして少し考えました。香水は女性にとって強力な味方ですが、使い方を間違えるとニオイがきつく感じられることもあります。

 そこで目の前にあるラクーンに注目。実はラクーンには「フレグランスモード」と呼ばれる、たった10分で“いい香り”にしてくれる機能が付いているのです。

 使い方は簡単。化粧用コットンに香水を振りかけます(目安は3プッシュ)。コットンを付属の「香りケース」に入れて本体ダクトに装着すれば準備OK。ラクーンに上着を入れて「フレグランスボタン」を押せば、ダクトから流れる風に乗って香水の香りが服に移るという仕組みです。約10分間の運転で、上着全体からほのかに香る、理想的な状態に仕上がります。

化粧用コットンに香水を振りかけます。目安は3プッシュ

「香りケース」にコットンを入れて……

ダクトに取り付ければ準備完了

 これでデートの準備は万全。この後、もし焼き肉を食べることになってもラクーンがあれば“なかったこと”にできますから、存分に楽しめるはず。ラクーンを活用するとオフィスも明るくなりそうです。

ほのかに良い香り

いってらっしゃい

オゾン活用のポイントは濃度管理

 強力な除菌・脱臭能力を持つオゾンですから、人体にも影響を与えるのではないかと心配する人もいると思います。ここで重要なのは“濃度”。日本では最高0.1ppm、平均0.05ppm以下が許容濃度とされています(日本空気清浄協会の基準による)。

 ラクーンの場合、運転を行っているときは毎時0.1ppmでオゾンを発生しますが、室内に放出するわけではなく、スーツの上下が入るだけの狭い空間で効率よく除菌・脱臭を行う仕組みになっています。また運転前には必ず前面のファスナーを最下部まで下ろし、ファスナーの先にある「オゾン漏れ防止キー」を台座部分に差し込まないと動かない構造。キーが外れると即座に運転を停止しますから、運転中に急いで服を取り出してもオゾンが漏れ続けるようなことはありません。

「オゾン漏れ防止キー」を差し込まないと動かない

 さらにタイマーは最も長いモードで8時間(除菌・消臭モード)。気づかないうちに室内がオゾン許容濃度を超えることのない仕様になっています。用途を絞って安全性を担保しつつ、オゾンの強力な除菌・脱臭能力を活用するという点で、新しい家電のスタイルといえます。


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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia LifeStyle 編集部/掲載内容有効期限:2015年9月6日