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» 2016年04月22日 10時00分 公開

聞き流す音から、聴き惚れる音へ――技術者のこだわりが詰まったDAC、サウンドフォート「DS-200」を聴く大事なのは心地よさ(3/3 ページ)

[山本敦,PR/ITmedia]
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 続いてOPPO Digitalのヘッドフォン「PM-3」を組み合わせて聴いてみた。平面駆動型の振動板を持つ本機ならではの、自然な滑らかさとつながりの良いサウンドがDS-200と組み合わせることでどんな表情を見せるのか楽しみだ。

OPPO Digitalの平面駆動型ヘッドフォン「PM-3」との組み合わせ

 マイケル・ジャクソンの楽曲はATH-MSR7で聴くサウンドよりも、さらに中低域が滑らかになって、特に低域がますます深く沈み込むように感じた。ボーカルのハイトーンは余韻成分がふくよかに広がり、エレキギターやシンセサイザーのエネルギッシュなメロディラインとバランスの良い演奏を聴かせる。エレキギターのカッティングは粒立ちが小気味良く、ディティールも自然に立ってくる。ソースに無駄な色づけをしないDS-200と、PM-3の原音に素直な素性がピタリとマッチした。ハイレゾ音源の情報が一段と深いところから引き出されるようだ。

 マニフィカトではATH-MSR7でわずかに気になった高域のエッジ感が柔らかくなり、ソプラノとコーラスとのレイヤーがより明瞭(めいりょう)に描き分けられた。それでいて音のつながりがさらにスムーズになるので、滑らかな音楽のベールに包まれるような極上のリスニングが味わえた。オルガンは朗々と力強く響き、広々とした大聖堂の空間を埋め尽くす。

FitEarのカスタムIEM「FitEar Air」との組み合わせ

 FitEarのカスタムIEM「FitEar Air」でよりシビアにディティールをチェックした。マニフィカトでは、演奏のディティールがむやみに強調されることなく自然に浮かび上がってくる。リッチな低域の厚みがFitEar Airの持ち味だが、その魅力がDS-200との組み合わせで惜しみなく引き出される。中低域の付帯音やにじみがなくなり、定位の明瞭度にも磨きがかかった。

 最後にBeyerdynamicのヘッドフォン「T1 2nd」を組み合わせた。インピーダンスが600Ωという手ごわいヘッドフォンだが、DS-200はこれをものともせずに余裕たっぷりに鳴らしてくれた。ギタリスト、ミロシュ・カルダグリッチの「Latino Gold」から『Barrios Mangore:Un Sueno en la Floresta』では、肉厚な余韻と粒立ちのよいトレモロのコントラストが味わえた。脚色のないニュートラルなDS-200のサウンドはクラシックギターのようなアコースティック楽器とも非常に相性がよさそうだ。楽器の音色がリッチに描かれる。T1 2ndの持ち味であるなめらかな質感と、ディティールの情報量に富む高域も見事に引き出した。

ベイヤーダイナミックのフラグシップヘッドフォン「T1 2nd Generation」との組み合わせ

もう1つのこだわり

 リスニングを通じ、コンパクトなボディでありながら、組み合わせる相手を選ばないDS-200の底力が確認できた。現在サウンドフォートの直販サイトでは「発売記念プライス」として2万7600円(税別)で販売されているが、本機の実力に触れると、信じられないほど高いコストパフォーマンスだといわざるを得ない。5月からは通常価格の3万7200円に戻るが、それでも十分に安いだろう。実は、開発者の片山氏には、「良い音をリーズナブルに」という、もう1つのこだわりがあり、そのために販路を絞る(現在はオンライン販売のみ)などして販売価格を極力抑えているのだ。

小型のパワードスピーカーなどと組み合わせるのもいい

 オーディオを愛する技術者のこだわりが詰まった「DS-200」。PC環境を中心に、これからハイレゾ再生の環境をイチから整えることを計画しているエントリーユーザーはもちろん、複数のヘッドフォンやイヤフォンを所有しているポータブルユーザー、スピーカーでのハイレゾ再生を楽しみたい人など、幅広いユースケースで最良の選択肢になるだろう。

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia LifeStyle 編集部/掲載内容有効期限:2016年4月28日