弟分とともに登場した“2代目DVDハイビジョンハンディカム”――ソニー「HDR-UX7」(1/4 ページ)
DVD記録の手軽さで人気を博したAVCHD準拠ハンディカム「HDR-UX1」の後継モデルが、早くも登場した。HDVカメラ「HDR-HC7」と同様に、総画素数320万の1/2.9型クリアビッドCMOSセンサーと、光学式手ブレ補正を新たに採用。もちろん、x.v.Colorにも対応ずみだ。
数年前までは家庭用ビデオカメラの記録メディアといえば、ごくわずかな例外を除けば、ほぼ完全にテープのみの状況だった。しかし、一昨年あたりからは、いわゆるDVDビデオカメラの需要が急激に伸びており、現在では少なくともSD画質の製品に関しては、主役はテープからDVDへ完全に移行したといえるだろう。人気の理由としては、ランダムアクセスなど、撮影時のメディアの扱いやすさに加え、一般的なDVDプレーヤーにおける再生互換性の高さも挙げられる。
その勢いを受けてか、HD画質のビデオカメラ市場でもDVD記録タイプの売れ行きは意外なほど良好な模様だ。AVCHD対応ビデオカメラとして最初に製品化されたソニー「HDR-UX1」は、最近まで売り上げランキングの上位を競っていたし、今回紹介する新機種「HDR-UX7」も好調なスタートを切っている。
“意外”としたのは、再生・編集環境がまだ万全とはいえず、個人的にはまだまだHDV方式のほうが無難と保守的に考えてしまうせいだが、それ以上にDVDメディアの扱いやすさは魅力ということだろう。もちろん、主に自己再生で利用するなら、このうえない手軽さを提供してくれるし、再生環境も「プレイステーション3」(ゲーム機としては爆発的な売れ行きとはいえないものの、ビデオカメラ市場から見れば、無視できないレベルの台数だろう)や、BDレコーダー/プレーヤーなどを中心に整いつつある。
ご存じのとおり、AVCHDはソニーと松下電器産業が策定したHDデジタルビデオカメラ規格だ。ソニーからは前述の「HDR-UX1」に続き、ハードディスク記録の「HDR-SR1」が発売され、さらに昨年末には松下電器産業から記録メディアにSDカードを採用した「HDC-SD1」と、8センチDVD記録の「HDC-DX1」が登場。この時点でひととおりの製品が揃ったことになる。
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