省スペース派の味方、スピーカー内蔵AVラックを探す:バイヤーズガイド(3/3 ページ)
音には妥協したくないが、薄型テレビはすっきりと見せたい。インテリアとの相性も気になる――そんなニーズに要望に応えるのがスピーカー内蔵のAVラックシステムだ。最近は、HDMIコントロールで連携動作が可能になったのもポイント。最近の製品を一挙に紹介しよう。
オンキヨー「CB-SP1200XT」「CB-SP920C」
製品型番 | CB-SP1200XT | CB-SP920C |
---|---|---|
対応テレビサイズ(耐荷重) | 天板100キロ、ガラス棚各15キロ、底板25キロ | 天板80キロ、上段ガラス15キロ、下段25キロ |
スピーカー構成 | 3ch(フロントL/R+センター) | |
内蔵アンプ | ー(別売の5.1chアンプ内蔵サブウーファー「DHT-SW1」などを収納可能) | |
入力端子 | ー(DHT-SW1は、光デジタル×3とアナログ×1を装備) | |
外形寸法 | 1200(幅)×534(高さ)×464(奥行き)ミリ | 920(幅)×469(奥行き)×561(高さ)ミリ |
重量 | 42キロ | 32キロ |
価格 | 8万4000円 | 7万5600円 |
「CB-SP1200XT」は、フロントL/Rとセンタースピーカーを同一線上に配置したAVラックだ。別売のアンプ内蔵サブウーファー「DHT-SW1」(3万6750円)を収納可能で、3.1chでサラウンド効果を出すバーチャルサラウンド機能を備える。またDHT-SW1には5.1chアンプが内蔵されているため、5.1chへの拡張も容易だ(ドルビーデジタル、dts、AAC、ドルビープロロジックII対応)。天板は高光沢のグランドピアノ仕上げ。キャスター付き。
一方の「CB-SP920C」は、32V型テレビを想定したコンパクトな3chラックシステム。コーナー設置を考慮して、天板後面はコーナーカット仕上げになっている。キャビネットやフレームは、高光沢グランドピアノ仕上げされた高級MDF材を使用。同社のサブウーファー内蔵5.1chアンプ「DHT-SW1」「DHT-SR1」を収納できる専用ボックスを備える。
パイオニア「B-07」
製品型番 | B-07 |
---|---|
対応テレビサイズ(耐荷重) | 天板60キロ、底板20キロ、棚板20キロ |
スピーカー構成 | 2ch(フロントL/R)。専用オプション「HTP-07」と組み合わせて5.1chに拡張可能 |
内蔵アンプ | ー(HTP-07は総合出力600ワット) |
入力端子 | ー(HTP-07に光デジタル入力×2、同軸デジタル入力×1、アナログ入力×1) |
外形寸法 | 1410(幅)×480(高さ)×450(奥行き)ミリ |
重量 | 49キロ |
価格 | 11万8000円 |
同社のPDP「ピュアビジョン」のデザインに合わせたスピーカーラックシステム。左右のフロントスピーカーを内蔵するほか、中央部にはホームシアターシステム「HTP-07」(6万5000円)のセンタースピーカーが収まる仕組みだ。プラズマテレビの転倒を防止する専用の固定ネジや、ピュアビジョンに合わせたピアノ仕上げが高級感を醸し出す。
組み合わせるHTP-07は、ドルビーデジタル、ドルビープロロジックII、DTS、AACデコーダーを搭載したデジタルアンプをコアにしたシアターシステム。自動音場補正システム「MCACC」(Multi-Channel Acoustic Calibration System)による自動セットアップやワイヤレスタイプのリアスピーカーを備え、手軽にサラウンド環境を構築できる。
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