オリンパス、1200万画素で厚さ23ミリのスリムデジカメ「μ1200」
オリンパスが、厚さ23ミリのスリムボディに1200万画素CCDを搭載したコンパクトデジカメ「μ1200」を発表。顔も背景もきれいに撮る独自顔検出機能「フェイス&バックコントロール」を搭載。
オリンパスイメージングは9月7日、コンパクトデジタルカメラ「μ1200」を10月12日より販売すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は5万円前後。
μ1200は、1200万画素の1/1.72インチCCDを搭載した高画素モデル。レンズは、35ミリ判換算35-105ミリの光学3倍ズームレンズで、F値はF2.8-4.7。同社独自の薄型レンズを使用することでレンズユニットをスリムにまとめ、本体の厚みを23ミリに抑えた。画像処理エンジンは「TruePicIII(トゥルーピック・スリー)」。
独自の顔検出機能「フェイス&バックコントロール」は、顔を優先して露出を合わせるだけでなく、背景の露出も個別に調節し、白飛びや黒潰れを抑えてくれる。検出枠は一度顔をロックすると、被写体が動いても自動で追尾。また、フラッシュを顔優先で発光調節する「顔検出フラッシュ」機能も搭載した。被写体の笑顔を検知し、自動でシャッターを切る「スマイルショット」も備えている。
さらに、撮影後の再生画像からも顔を検出し、顔の表情などを変形処理させる「ファニーフェイス」機能や、顔を中心に、まわりが放射線状にアウトフォーカスする「センターフォーカス」機能も備えるなど、多彩な加工編集を楽しむことができる。
1200万画素サイズで最大ISO1600での撮影が可能な「ぶれ軽減モード」を搭載し、手ブレや被写体ブレに対応。また、撮影後の電子手ブレ補正機能も搭載する。
液晶は、表面輝度を高めて明るい場所での視認性を向上させた2.7インチ「ハイパークリスタル液晶」。暗い場所でも被写体を明るく映し出す「ブライトキャプチャー」機能を備えている。画面を分割して、それぞれの枠に、ズーム倍率や露出などの設定を段階的に表示できる「比較ウインドウ」機能も搭載した。
本体サイズは98.1(幅)×56.2(高さ)×23(奥行き)ミリで、重さは125グラム(電池、カード含まず)。生活防水機能を搭載。電源は専用リチウムイオン充電池で約150枚の撮影ができる。記録メディアはxD-ピクチャーカードで、本体に約47Mバイトのメモリを内蔵する。
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