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新iPod nanoを試す(ビデオカメラ編)レビュー(1/2 ページ)

一新されたiPodシリーズだが、やはり注目はビデオカメラを搭載したiPod nanoだろう。レビュー前編では既存製品との違いとビデオカメラ機能に注目する。

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 ラインアップを一新したiPodシリーズだが、最大の注目はビデオカメラを搭載したiPod nanoだろう。米Appleのイベント会場からお送りしたファーストインプレッションに引き続き、詳細なレビュー記事をお届けする。まずは外観とビデオについてだ。

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一見しただけでは既存製品との違いが分からない新iPod nano。写真のカラーはパープル

 新iPod nanoのサイズは38.7(幅)×90.7(高さ)×6.2(厚さ)ミリと既存モデルから変更されていないが、液晶は2型(320×240ピクセル)から2.2型(376ピクセル×240ピクセル)へと大型化・高精細化し、ビデオカメラとマイク、スピーカーを新たに搭載した。

photophotophoto 側面と上側面、下側面

 カラーは写真のパープルのほか、シルバー/グレー/チャコール/ブルー/グリーン/オレンジ/ピンクのほか、AppleStore限定色としてイエローと(PRODUCT) REDの2色、合計9色が用意される。多色展開は既存モデルでも行われていたが、新型は既存モデルに比べて表面の光沢感を強めている。

 なおサイズは既存モデルから変更されていないのでケースをはじめとしたアクセサリーはその多くが流用可能と思われるが、Dockコネクタとイヤフォン出力の位置が既存モデルと新製品とで逆になっている。そのため、Dockコネクタを利用するネックストラップなどは流用できない可能性がある。細かな点だが、気を付けたいところだ。

photophoto 既存製品との比較。液晶画面の大型化が目をひく(写真=左)、写真では分かりにくいが、新製品の方が光沢のある仕上げとなっている。Dockコネクタとイヤフォン出力の位置が左右入れ替わっていることに注意(写真=右)

 さて、なんといっても注目なのがビデオカメラの搭載。そのビデオカメラのレンズは本体裏側の左下に用意されている。縦横いずれに構えても問題ないが、iPhoneのように片手で縦に構えると指がレンズをふさいでしまうので、「横向きにして左手で構え、右手で操作する」という撮影スタイルが基本になるだろう。これだけの薄いボディにカメラを収納するため、レンズ位置にも相当の苦労があったとは容易に想像できるが、やはりレンズは縦位置時の上側にあったほうが使いやすいと感じる。

photophoto レンズはこの位置に(写真=左)。これはやや極端だが、横位置にして左手で構え、右手で操作するのが撮影時の基本スタイルになる(写真=右)

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