Enduranceするすべての人へ贈るEXILIM G「EX-G1」、発進
スポーティーなフォルムとタフネス性能を兼ね備えたデジタルカメラ“EXILIM G”「EX-G1」が販売開始される。Enduranceするすべての人へ贈る製品だ。
カシオ計算機はデジタルカメラの新製品“EXILIM G”「EX-G1」の販売開始を記念した関係者向けイベントを開催、製品の世界観・コンセプトを説明するとともに、アパレルブランドなどとのコラボレーションを進めていくと発表した。
“EXILIM G”「EX-G1」は腕時計「G-SHOCK」を連想させるスポーティーなフォルムとタフネス性能を兼ね備えた新製品で、IPX8およびIPX6相当の「防水性能」(水深3メートルで60分の連続使用が可能、あらゆる方向からの直接噴流に耐える)とIPX6X相当の「防じん性能」、2.13メートルからの落下に耐える「耐衝撃性能」、マイナス10度の低温環境下利用に耐える「耐低温性性能」と、4つのタフネス性能を兼ね備える。
防水をはじめとしたタフネス性能を持つデジタルカメラは既に他社からも複数登場しているが、同社QV戦略部 次長の重岡正之氏は「単に防水といった言葉から連想されるだけではない世界観とスタイルを持った製品」と、「Endurance」(耐久性、持久力)というコンセプトで開発したと述べる。
過酷な環境下で、過激なアクションをいかに臨場感をもって記録するか。それに応えるためにEnduranceというコンセプトで生まれたEX-G1が、具体的にどのようなシーンで活躍するのか。象徴する言葉としてあげられたのが「Spirit」「Expert」「Groove」の3つ。イベントではフリークライマーの平山コージ氏、バックカントリーガイド/スノーボーダーの高久智基氏、BMXライダーの内野洋平氏がそれぞれの活躍するシーンでEX-G1を利用した感想を語った。
「これまでもカメラはクライミングの際に持っていっていましたが、破損が怖くて身につけてクライミングすることはできませんでした。EX-G1ならば岩肌にぶつかっても大丈夫なタフさを持っているので安心ですね」(平山氏)
「雪山ではカメラをケースに収納してポケットにしまっていたので、ケースから出して……と使うのに手間がかかっていました。防水・耐低温のEX-G1ならばその手間が省けますので、これまでカメラを構える余裕のなかったライディング中などに使いたいです」(高久氏)
「破損を気にしなくて済むので、パンツの後ポケットにいれたままBMXに乗れるのはうれしいです。いつもポケットに入れておいて、シャッターチャンスだと思えばさっと取り出して撮影できますね」(内野氏)
また、スポーツアパレルブランドのNORTH FACE、バッグブランドのBRIEFING、カジュアルアパレルブランドのVultureが、カシオ計算機とそれぞれSpirit/Expert/Grooveのシーンにマッチしたコラボレーションを進めていく。
NORTH FACEは特設サイトを開設するほか、NORTH FACE主催のイベント参加者へEX-G1の貸し出しなど行い、BRIEFINGとVulturはeExpert/Grooveの利用シーンにマッチした製品を共同企画し、Vulturは主催する音楽イベントでのコラボなども企画していく。これらの詳細はEX-G1スペシャルサイトに掲載される予定だ。
関連記事
- カシオ、薄型タフネスデジカメ“EXILIM G”「EX-G1」
腕時計「G-SHOCK」を連想させるスポーティーなフォルムとタフネス性能を兼ね備えたデジタルカメラ“EXILIM G”「EX-G1」がカシオ計算機から登場。 - 2010 International CES:GPSにフルHD、進化するデジタルカメラたち
International CES 2010の会場では、デジタルカメラの新製品も多く発表されている。ここではデジタルカメラの注目製品をピックアップする。 - コンパクトデジカメ販売ランキング(2009年12月21日〜27日):シャッターボタンを押さないというUIの浸透
GfK Japan調べによる、コンパクトデジカメ販売ランキングをまとめた。ランキング機種の顔ぶれにほとんど違いは見られないが、富士フイルム「FINEPIX Z300」がランクインした。 - コンパクトデジカメ販売ランキング(2009年11月30日〜12月6日):小康状態デジカメ市場、冬ボで変化する?
GfK Japan調べによる、コンパクトデジカメ販売ランキングをまとめた。ランキング集計時期が冬ボーナス支給直前ということもあり、ランキングは小康状態だが……。 - コンパクトデジカメ販売ランキング(2009年11月9日〜11月15日):コンパクトデジカメ、カシオ「EXILIM」が躍進
GfK Japan調べによる、コンパクトデジカメ販売ランキングをまとめた。キヤノン「IXY」シリーズの人気も目をひくが、カシオ計算機「EXILIM」の躍進も注目に値する。 - カシオ、カードボディに裏面照射CMOSの高速連写デジカメ「EX-FC150」
カシオ計算機はカードサイズのボディで高速連写可能なデジカメ“HIGH SPEED EXILIM”「EX-FC150」を発売する。新たに裏面照射CMOSを採用することで画質を高めた。 - 裏面照射CMOS採用、画質を高めた20倍ズーム“HIGH SPEED EXILIM”「EX-FH25」
高速連写可能な“HIGH SPEED EXILIM”に、感度を従来比約2倍に高めた裏面照射型CMOSセンサー搭載の“HIGH SPEED EXILIM”「EX-FH25」が登場。 - ペットでも風景でも自動でピントあわせ:カシオ、被写体を自動検出する“EXILIM”「EX-Z450」「EX-Z90」
カシオ計算機がデジタルカメラ“EXILIM”の新製品「EX-Z450」「EX-Z90」を発売。被写体の種類を問わず、自動的にピントと露出あわせを行う「さがしてフォーカス」機能を搭載する。 - 実機インプレッション:“超高速”を気軽に持ち運ぶ1台 カシオ“HIGH SPEED EXILIM”「EX-FS10」
カシオ計算機「EX-FS10」は、“HIGH SPEED EXILIM”を冠する同社製品の中で最も薄く、軽量な1台。光学レンズ倍率こそ控えめだが、厚みが抑えられており、“超高速連写”を気軽に携帯できる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.