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動作を高速化したFOVEON X3搭載デジカメ「DP1x」
シグマがコンパクトデジタルカメラ「DP1x」を発表した。既存製品「DP1s」の兄弟機で、新画像処理エンジンやアルゴリズムの見直しで高速化を進めた。
シグマは2月22日、コンパクトデジタルカメラ「DP1x」の開発表明を行った。価格はオープンで、発売日は未定。
既存モデル「DP1s」と同じく、専用設計された35ミリ換算28ミリ/F4のレンズに、20.7×13.8ミリの大型CMOSセンサー「FOVEON X3」を組み合わせたDP1sの兄弟機。新たに画像処理エンジン「TRUE II」の搭載により処理速度の高速化を図ったほか、AFアルゴリズムも見直され、こちらも高速化が図られた。
ISO感度はDP1sでは最大ISO 800だったところが、最大3200まで高められた(ISO 1600/3200はRAWデータのみ)。背面には「QS」(クイックセット)ボタンが新設され、メニュー項目についても「DP2」との統一が図られ、DP2との併用時にも迷うことなく操作が行えるよう配慮されている。
背面液晶(2.5型/23万画素)やサイズ(113.3×59.5×50.3ミリ、幅×高さ×奥行き)/250グラム(本体のみ)などに変更はない。
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