ヤフーは8月10日、「ガンプラ30周年記念特集」の一環として、AR(Augmented Reality:拡張現実)を利用したiPhoneアプリ「ガンダムAR」を発表した。静岡ガンダム付近でアプリを起動すると、画面内に全高17.5メートル相当のシャア専用ザクが現れ、ガンダムと一緒に写真を撮影できる。
アプリの使い方は簡単。メニューから「静岡AR起動」ボタンを選択し、「シャア専用ザク」ボタンをタップ。iPhoneの位置情報でJR東静岡駅前の「RG(リアルグレード)1/1ガンダムゾーン」にいることを認識すると、リアルなシャア専用ザクが実物大ガンダムと同じスケールで表示される。表示範囲は、あらかじめ設定されたザクの位置を中心に約100メートルという。
画面上に現れるシャア専用ザクは、実物大ガンダムの隣で同じ方向に視線を向けている。これは、撮影ポイントでiPhoneを構えたときに、両モビルスーツの正面を1カットで収めることができるように配慮したため。また、そのほかの撮影ポイントでは、“シャアザクの正面”、“ザク越しに見る静岡ガンダム”といった印象的なカットを撮影できるという。
一方、静岡まで行けないユーザーのために、ガンダムARにはマーカーを使用してARシャア専用ザクを表示する機能も用意されている。メニューの「マーカーAR起動」を選択し、Yahoo!JAPANのガンプラ30周年記念特集にあるマーカーを撮影するとシャア専用ザクが出現。こちらは実物大とはいかないが、「縦/横ボタン」でザクの表示向きを選択できる。もちろん、「保存」ボタンをタップすれば、カメラロールにシャア専用ザクの画像を保存できる。
ガンダムARは近日公開予定で、iPhoneユーザーはApp Storeから無料でダウンロードできる。対応機種は、iPhone 3GSとiPhone 4。なお、ARシャア専用ザクは、9月30日までの期間限定公開となっている。
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