パナソニック、“VIERA”にLEDバックライトのベーシックモデル:エコポイント対象
パナソニックは、薄型テレビ“VIERA”のベーシックモデルとして「C3シリーズ」4製品を発売する。LEDバックライトを採用し、省エネ性能を向上させた。
パナソニックは12月17日、薄型テレビ“VIERA”の新製品として、ベーシックモデルの「C3シリーズ」4製品「TH-L37C3」「TH-L32C3」「TH-L24C3」「TH-L19C3」を1月28日より順次発売すると発表した。価格はいずれもオープン。店頭では37V型が11万円前後、32V型が7万円前後、24V型は6万円前後、19V型は4万5000円前後になる見込みだ。
従来より透過率を向上させた「IPSαパネル」を搭載し、低消費電力のLEDバックライトを新たに採用。さらに回路の電源まわりもリファインして、年間消費電力量を同社Sシリーズ比で約30%削減した。2011年家電エコポイントの対象製品だ。
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LEDバックライト採用により、画質の向上も達成した。1フィールドごとに映像の特性を解析し、LEDバックライトの光量を制御する「コントラストAI機能」を搭載し、より黒が引き締まった映像を実現した。また、視野角の広いIPSαパネルに半光沢仕様の表面処理を施し、コントラスト感の高いクリアな映像を提供する。
37V型には2倍速駆動「Wスピード」を搭載。さらに独自アルゴリズムによるコマ間補正や動きの速い部分に黒を挿入する「モーションフォーカス技術」を投入し、動画ボケや残像感を低減している。
ユーザーの視聴環境や使用状況に応じて、テレビや周辺機器を自動制御で節電する「エコナビ」を搭載する。部屋の明るさを感知して映像の明度を調節したり、無信号状態が10分以上続くと自動で電源オフするなど、さまざまな自発型の省エネ機能が盛り込まれた。
チューナーは地上デジタル、地上アナログ、BS/110度CSデジタルに対応。インタフェースはHDMI×1系統、ほかにD4、LAN端子など。
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