ソニー、マクロ機能が充実した学習リモコン「RM-PLZ530D」:プチマクロ搭載
ソニーが学習リモコンの新製品「RM-PLZ530D」を発表した。対応機器を大幅に拡充したほか、全ボタンにマクロを登録できるようになった。
ソニーは1月25日、学習リモコンの新製品「RM-PLZ530D」を発表した。「RM-PLZ510D」の後継機。兄弟モデル「RM-PLZ430D」に採用されている「かんたん学習」などの機能を加え、対応機器やマクロ機能を大幅に拡充している。価格は4935円で、2月10日に発売予定だ。
オーソドックスな縦長スタイルながら、裏返しに置いても美しい“うつぶせスタイル”を採用。シルバー、ブルー、レッドのカラーバリエーションもそろえた。
操作ボタンは、時代に合わせて「ホーム/メニュー」「リンクメニュー」「アクトビラ」「3D」などを追加。方向ボタンや決定ボタンの周囲に指が自然にフィットするよう形状を変更したほか、カーソルボタンには角度を持たせて、周囲の「リンクメニュー」ボタンなどとの押し間違いを防ぐ。また、3個のLEDを使った広角発光で、機器の操作性を向上させている。
プリセットの対応機器には、スカパー!HDチューナー(ヒューマックス、ソニー)やパソコン(アップルのApple Remote、ソニー)、デジタルフォトフレーム、ビデオカメラ、デジタル一眼(ソニーのみ)などを追加。「テレビ」「チューナー」といった操作切替ボタンには、8種類の機器を登録可能で、メーカー設定を簡単に呼び出せる「一発!初期設定」機能も備えた。
また、個々のボタンに任意のリモコン信号を割り当てる「かんたん学習」機能も搭載。SETボタンと学習させたいボタンを長押し(2秒以上)して、使用中のリモコンから信号を送出。ピーという音が鳴れば学習完了だ。
注目のマクロ機能は、従来からの「コンポーネントマクロ」にくわえ、「システムコントロールマクロ」「プチマクロ」を追加した。コンポーネントマクロは、前述の「TV」「チューナー」といった操作切替ボタンに最大16ステップのマクロを登録する機能。例えば、「BD」を押しただけでテレビの入力切り替えを行い、BDのメニューまで呼び出すといったマクロに適している。
新しい「システムコントロールマクロ」は、最下部にある「A」から「D」までの“システムコントロールボタン”に最大16ステップのマクロを登録できるというもの。一方の「プチマクロ」は、操作切替ボタンとシステムコントロールボタンを除くすべてのボタンに登録できるマクロだ。こちらは最大5ステップとまさに“プチ”だが、「例えば、ケーブルTVを見ている人が3ケタのチャンネル入力を登録すれば、1発選局が可能になる。また帰宅時に5台までの家電の電源をまとめてONにするなど、さまざまな応用ができる」という。
外形寸法は、約54(幅)×210(長さ)×27(厚さ)ミリ。重量は約165グラム。電源には単三形乾電池2本を使用する。
→ソニーストアで「RM-PLZ530D」をチェックする
テレビ+7台の機器を操作。メーカー設定や学習機能がかんたんな多機能リモコン。3980円(税込/1月26日現在)。
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