ソニー、長時間録音可能なICレコーダーを2モデル発表
ソニーは、約84時間の連続録音を実現したICレコーダー「AXシリーズ」および「BXシリーズ」を2月21日に発売する。
ソニーは1月24日、ステレオICレコーダー「AXシリーズ」(ICD-AX412F)および「BXシリーズ」(ICD-BX312)を2月21日に発売すると発表した。AXシリーズは高音質録音モデル、BXシリーズは録音・再生といった基本性能重視モデルだ。いずれも価格はオープンで、実売想定価格は、ICD-AX412Fが1万円前後、ICD-BX312は6000円前後。
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両モデルともシステムLSIの省電力化などで、従来比約130%の長時間録音を達成。AXシリーズは約84時間、BXシリーズでも約72時間の連続録音時間を獲得した。
プロジェクターやエアコンの近くで録音しても、人間の音声帯域付近のノイズを大幅に低減する「強力ノイズカット」機能を搭載し、人の声を聞き取りやすく録音する。さらにICD-AX412Fでは、好感度低ノイズの内蔵マイク「Sマイク・システム」を搭載し、遠くの音や小さな音まで確実に録音できる。ICD-BX312の内蔵マイクはモノクロだ。
内蔵メモリーは2Gバイトだが、別売のメモリーを使用して録音時間を延長できる。対応するのはmicroSD、microSDHCにくわえ、メモリースティックマイクロ(M2)も使用できる。
ICD-AX412FにはFMラジオを受信できるチューナーを搭載した。FMラジオを聞きながらの録音も可能だ。電源は、単4乾電池×2個。ICD-AX412FはUSBポートを備え、PCと接続してファイル管理などを行える。
→ソニーストアで「ICD-AX412F」をチェックする
手軽にMP3ステレオ録音。かんたん操作モデル。価格は9980円(税込/1月24日現在)。
→ソニーストアで「ICD-BX312」をチェックする
大型ボタンで使いやすいエントリーモデル。価格は5980円(税込/1月24日現在)。
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