シャープ、動作を高速化した“AQUOSブルーレイ”新製品:トランスコードも高速化
シャープは、“AQUOSブルーレイ”の新製品として、起動、ダビング、再生を高速化した「BD-HDW80」「BD-HDW75」「BD-HDW73」を発売する。
シャープは4月8日、Blu-ray Discレコーダー「AQUOSブルーレイ」の新製品として、各動作を高速化した「BD-HDW80」「BD-HDW75」「BD-HDW73」の3機種を4月27日に発売すると発表した。店頭での価格は、BD-HDW80が11万円前後、BD-HDW75が9万円前後、BD-HDW73が8万円前後となる見込みだ。
いずれのモデルも地上/BS/110度CSデジタルチューナーを2基、アナログチューナーを1基搭載し、2番組同時録画および「スカパー!HD録画」との組み合わせで3番組の同時録画が可能だ。Blu--ray DiscドライブはBlu-ray 3DやBDXLに対応。3モデルの違いは主にHDD容量で、BD-HDW80が1Tバイト、BD-HDW75が500Gバイト、BD-HDW73は320Gバイトを搭載する。
従来のモデルと比べて、起動、ダビング、再生といった動作が高速化しているのも特長。本体をクイック起動モードに設定しておけば、電源待機状態から番組表や録画リストを約1秒で起動する「高速一発起動」を搭載し、Blu-ray Discへのダビングは、通常のDRモードでHDDに録画した番組を長時間モード(10倍まで)へ変換するトランスコードが録画時間の約半分の時間で可能になった。市販Blu-ray Discの読み込み時間も同社従来機である「BD-HDW70」に比べ、約半分の時間になっているという。
そのほか、フルHD画質で2番組同時に約12倍で録画、シーンに合わせ画質を制御制御する技術を盛り込んだ「新・高速トランスコーダー」を搭載。そのほか、無線LANユニットを内蔵し「アクトビラ ビデオ・フル」や「ホームネットワーク機能」を利用できるなど録画やネットワーク関係の機能も充実している。
HDMI出力は1系統で、そのほかi.LINK(TS)、光デジタル音声出力、USBやLAN端子などを備える。サイズは430(幅)×58(高さ)×235(奥行き)ミリで、重量はBD-HDW80が約3.5キロ、BD-HDW75およびBD-HDW73が約3.4キロ。リモコンおよびB-CASカード、アンテナケーブル、HDMIケーブル(2メートル)、映像/音声コード、電源コードなどが付属する。
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