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「モスアイパネル」搭載、シャープがアクオスの新フラグシップ「XL9シリーズ」を発表:自分の顔も映りません(2/2 ページ)
シャープは、薄型テレビの新しいフラグシップモデル“AQUOSクアトロン3D”「XL9シリーズ」を発表した。“蛾の目”の構造を研究して映り込みを防ぐ「モスアイパネル」を搭載した。
前向きスピーカー&2.1chフロントサラウンド
フラグシップモデルだけに、音響面にも力を入れている。3Way5スピーカーの2.1chフロントサラウンドシステムを搭載。中高域を担当するユニットは正面に向けて配置し、さらに密閉構造の独立したキャビネットを用意。容量は従来機の2倍にあたるという。これに専用LSI「新・AudioEngine」を組み合わせ、クリアで聞き取りやすい音声を再現するとしている。
もちろんスマート機能やUSB外付けHDD録画といった機能もサポート。テレビ放送やネット情報「AQUOS City」の多様なコンテンツを3段の画面で見やすく並べた「ビジュアルモーションガイド」、視聴中の番組や視聴履歴から番組をリコメンドする「おすすめ選局ナビ」、シャープ製スマートフォンとの連携機能などをカバーしている。
内蔵チューナーは、地上デジタル3基とBS/CS110度デジタル2基。2つの番組をUSB外付けHDDに同時録画しながら、別の番組を視聴できる。また最大8倍の長時間録画、同社製Blu-ray Discレコーダーへのネットワークダビングにも対応する。
HDMI入力は4系統。ほかにD5端子、コンポジットビデオ入力、アナログRGBなどを備えている。
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