オンキヨー、音とデザインにこだわったヘッドフォンを開発:2013 International CES
オーディオのボリュームをイメージしたデザイン。スマートフォンでDSDやFLACを再生できるアプリも用意。
オンキヨーは、新開発のヘッドフォン/イヤフォンを米ラスベガスで開催中の「2013 International CES」に出品する。これまでもBluetoothヘッドフォンなどは手がけていたが、今回は「オーディオのノウハウと技術力を集結させた」という本格派になる。また、スマートフォンでDSDやFLACを再生できるアプリも用意する。
オーバーヘッド型ヘッドフォン、インナーイヤー型イヤフォンの2タイプで、北米向け製品の型番は「ES-HF300」「ES-FC300」。いずれもケーブルの着脱が可能で、ブラック、ホワイト、バイオレットの3色をラインアップした。高純度無酸素銅を使用したハイファイケーブルが付属したモデル(カラーはブラックのみ)も用意する。
デザインにも力を入れており、ハウジングにはアルミ素材を使用。オンキヨーのハイファイオーディオ機器やAVレシーバーのボリュームコントロールをイメージしてデザインしたという。
一方のアプリは、FLACやDSDなどのハイレゾ音源をスマートフォンで再生できるというもの。アプリ内でPCM変換(およびダウンサンプリング)を行うため、厳密にはハイレゾ再生とはいえないものの、e-onkyo musicなどで購入できるハイレゾ音源をスマートフォンでも再生できるのはメリットだ。イコライザーも搭載する。
なお、ヘッドフォンの国内展開については「未定」としているが、1月19日と20日に東京・代官山のTSUTAYA「T-SITE」で開催される「ホームシアター&プレミアムヘッドフォンフェア2013 in 代官山」で、お披露目と試聴デモを行う予定だ。
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