小さくなって音も聞きやすく、進化したお風呂ビエラ「SV-ME7000」:ACアダプターはマグネットタッチに
パナソニックは、防水ポータブルテレビの新製品「SV-ME7000」を4月30日に発売する。約35%の小型化を実現したほか、スピーカーの音質を改善。新たに「フローラルピンク」もラインアップした。
パナソニックは3月8日、防水ポータブルテレビの新製品として「SV-ME7000」を発表した。4月30日に発売予定で、価格はオープン。店頭では5万円前後になる見込みだ。
10V型の液晶画面(1024×600ピクセル)と地上デジタルチューナーを搭載したポータブルテレビ。液晶画面のサイズはそのままに、従来機「SV-ME500」に比べて約35%の小型化を実現した。本体カラーは、ピュアホワイトとフローラルピンクの2色だ。
本体はIPX6/7の防水仕様(防噴流、浸水)のため、お風呂やキッチンといった水回りでも安心して利用できる。付属の吸盤ホルダーをお風呂の壁に吸着させれば、湯船の縁など設置面が狭い場所でも壁面にぴったりと設置が可能だ。付属のリモコンも防水仕様で、さらに湯舟に落としてしまってもすぐに取り出せるよう、水に浮く構造とした。
またスピーカーの構造を見直し、周波数特性を改善したことで、響きやすい浴室の中でも聞き取りやすい音を実現したという。内蔵バッテリーによる駆動時間は、最長約3時間30分。付属のACアダプターには、新たにマグネットタッチ方式を採用し、充電時や持ち出し時の利便性を向上させている。
4アンテナ4チューナーのダイバーシティ方式アンテナは従来機から継承。アンテナのない部屋や屋外でも利用できる。電波状況によってフルセグ/ワンセグの自動切り替えも可能だ。もちろん外部アンテナ入力端子も用意している。
それでも放送波を直接受信できなかった場合でも、内蔵無線LANおよびDLNA/DTCP-IPを利用する「お部屋ジャンプリンク」機能により、対応したディーガや録画対応ビエラからリアルタイムの放送番組や録画番組を転送できる。このほか、インターネットに接続すれば、「YouTube」「Hulu」「radiko.jp」などのサービスも楽しめる。
外形寸法は、287.5(幅)×190.4(高さ)×17.3(奥行き)ミリ。重量は約997グラム。
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