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30代・40代女性の多くは録画と“ながら見”でテレビ視聴――ニッセン調査
ニッセンは、プレゼント・懸賞サイト「nissen もらえるネット」で行った「テレビの視聴に関する意識調査」の結果を発表した。
ニッセンは、プレゼント・懸賞サイト「nissen もらえるネット」で約1200名の30代・40代女性を対象に行った「テレビの視聴に関する意識調査」の結果を発表した。
まず、テレビをまったく観ない人はわずか3.8%で、習慣の1つとして定着しているという。テレビをリアルタイムと録画のどちらで観ているかについては、「およそ半々(31.7%)」「ほとんど録画(20.5%)」「すべて録画(2.3%)」と、54.5%が録画機能を利用していることが判明した。一方、60代の女性では「すべてリアルタイムで視聴(42.9%)」「ほとんどリアルタイムで視聴(26.9%)」と、リアルタイムで観る割合が高くなっている。
視聴スタイルについては、「テレビに集中する」人はわずか1割で、大多数が「ながら見」と回答。その内容は「食事(朝食・昼食・夕食)」が64.4%、「家事」が58.7%で、テレビを観ながらインターネットをしている人も少なくない。視聴時間帯は「夜19〜21時」が55.5%、「夜21〜23時」が60.6%となった。
実際にテレビショッピングで商品を購入したことがある人は全体で33.9%。テレビショッピングを観ている人(64.7%)のうちでは、約半数の人が購入しているという結果に。そのほか、利用したことがある有料コンテンツはCSとBSがそれぞれ約3割、近年増えつつあるビデオ・オン・デマンド配信サービスの利用はわずか4.6%といった結果も出ている。
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