東芝が「TimeOn」を拡充、「SNS TV」や「TVスタイル for Facebook」など新サービスを追加
東芝はテレビ向けのクラウドサービス「TimeOn」(タイムオン)を11月上旬に拡充する。SNS連携機能を中心にアップデート。
東芝は9月30日、同社製テレビ向けのクラウドサービス「TimeOn」(タイムオン)を11月上旬に拡充すると発表した。「SNS TV」および「TVスタイル for Facebook」のサービスを新たに開始するほか、「おまかせ録画コミュニティ」サービスおよび「カレンダー」サービスの機能強化などを実施する。
「SNS TV」は、テレビ画面で番組を見ながら視聴中のチャンネルに関連したツイートを閲覧したり、Twitterの盛り上がりをグラフで確認できるというもの。盛り上がっているチャンネルを見たくなったら、すぐにチャンネルを変更できる。また、Twitterタイムラインで見つけたツイートからでもチャンネルが行える。
「TVスタイル for Facebook」は、家族や友達がFacebookに投稿した写真や書き込みを、テレビ画面で楽しめるサービスだ。Facebookのタイムラインやニュースフィードをテレビで閲覧しやすいグラフィカルなデザインを採用した。
東芝製のスマート家電と連携するための「家電コンシェルジュ」サービスへの対応も追加される。例えば、宅内にあるスマート家電の運転状況を表示したり、エアコンやLEDシーリングライトをテレビ画面でオン・オフ操作が可能だ。また、洗濯機の運転が終了したらテレビ画面にポップアップ。「あかり切換」では、LEDシーリングライトを操作できる。なお、家電コンシェルジュサービスを利用できるのは、最新の「Z8/J8シリーズ」に限られる。
「おまかせ録画コミュニティ」では、番組コミュニティの種類を拡充。より幅広いユーザーの趣向にそった番組を“おまかせ”で録画できるようになる。また番組コミュニティ登録ユーザーに対してお知らせを送る機能や、友人に番組コミュニティをおすすめする機能なども追加される。「一人では気づかなかった番組への気づきを提供する」(同社)。
このほか、「カレンダー」サービスでは予定を登録する際に「予定通知」を設定しておくと登録した通知時間にメッセージの通知を受けられるようになるリマインダー機能、各種インタフェースの改善などが含まれている。
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