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ハイレゾ対応ウォークマンを充電しながら使えるクレードル「BCR-NWH10」
ソニーは、ハイレゾ対応ウォークマン全モデルで使用できる据置型の専用クレードルを発売する。ウォークマンを充電しながらUSB端子からのデジタル出力が可能になる。
ソニーは1月15日、ハイレゾ対応ウォークマン全モデルに対応する専用クレードル「BCR-NWH10」を発表した。「NW-ZX2」と同じ2月14日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭では1万5000円前後になる見込みだ。
同社はハイレゾ対応ウォークマンからのデジタル出力用に変換ケーブル「WMC-NWH10」を販売しているが、「ケーブル接続の場合、屋内で使用しているときもウォークマンのバッテリーを消費してしまう」(同社)。このため、ウォークマンを充電しながらデジタル出力が可能なクレードルを用意したという。
「BCR-NWH10」は、背面にデジタル出力用のUSB端子を設けており、外付けのUSB-DACなどと接続してハイレゾ音源を再生できる。電源部には安定してノイズの少ない良質な電力を供給できるコンデンサー「OS-CON」を採用したことで、「より良い音質でハイレゾ音源を楽しめる」(同社)。またmicro USB端子でPCと接続すれば、ウォークマンへのデータ転送も可能だ。
キューブ型の本体はブラックカラー。側面にスリットを設け、クレードルに接続した状態でもヘッドフォンを使用できるようになっている。
付属品は、ACアダプター、micro USBケーブル、S/M/Lのアタッチメント。アタッチメントを替えることで「Aシリーズ」「Fシリーズ」「NW-ZX1」「NW-ZX2」の全ハイレゾ対応ウォークマンに対応する。
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