ソニー、LDACに対応したポータブルBluetoothスピーカー「SRS-X55/X33」を発表(2/2 ページ)
ソニーは、Bluetoothスピーカーの新製品「SRS-X55/X33」を発売する。独自コーデックのLDACを新たにサポートするなど音質面を強化したポータブルタイプのワイヤレススピーカーだ。
LDAC対応に新色も――「SRS-X33」
一方の「SRS-X33」は、片手で持てるコンパクトなサイズで人気の「SRS-X3」後継機だ。今回は、高さ(60ミリ)と奥行き(59ミリ)をそれぞれ5ミリほど短くして体積で約20%小型化。重量も730グラムと「SRS-X3」よりも80グラムほど軽くなり、さらに持ちやすくなった。
音響面では、LDACのサポートに加え、ボーカルや重低音の音質をブラッシュアップ。内蔵アンプの最大出力は20ワットと変わらないものの、DSPの設定を変更してバランスを改善した。また搭載ユニットもフルレンジ2基とパッシブラジエーターという構成自体は従来機と変わらないものの、34ミリ径フルレンジは新規に開発したほか、パッシブラジエーターを上位機の「SRS-X7」と同じ形状に変更することで、再生周波数帯域は60〜1万6000Hzとなった。
本体サイズは180(幅)×60(高さ)×59(奥行き)ミリ。充電用のMicro USBケーブル、およびUSB ACアダプターが付属する。
「SRS-X33」は、3月14日に発売予定。従来のブラック、ホワイト、レッドに加え、新たにブルーをラインアップに加えている。価格はオープンプライスで市場想定価格は1万7000円前後。また別売オプションとして専用ケース「CKS-X33」を同時に発売する予定だ。「CKS-X33」は本体を傷つけにくいハードタイプのキャリングケースで、カラーはグレーのみ。店頭では2400円前後になる見込みだ。
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