手書きイラストが水槽で泳ぐ? iPhoneで水族館が作れる「ピクチャリウム」
タカラトミーアーツが、iPhoneを使った水槽風玩具を6月に発売する。手書きイラストや写真などをiPhoneのカメラでスキャンし、水槽内に投影できる。
手書きしたイラストや撮影した写真が水槽風な箱の中で泳ぎ回る――タカラトミーアーツの「ピクチャリウム」は、iPhoneを使って水族館のような空間を作り出すユニークな商品だ。斜めに鏡を設置した水槽風の箱の上に専用アプリを起動したiPhoneを置くと、箱の正面に端末の画面が映し出される。6月発売予定で、価格は1780円(税別)。対応機種はiPhone 5/5s/5c/6/6 Plus。対応OSはiOS 6.0以上で、アプリは無料でダウンロードできる。
人の顔を魚のえさにすることも
水槽内で魚を泳がせるには、「おさかなカード」に絵を描き、iPhoneのメインカメラでカードを読み取る必要がある。縁さえあれば写真やシールもスキャンでき、人の顔を水槽内で泳がせることもできる。ペンは市販のもので大丈夫だが、読み取りには専用カードを使う。カードがなくなった場合は、同社の公式サイトから印刷できるようにデータを公開するという。
そのほか、水槽内の魚のえさになる「おやつカード」も用意。魚が近づくとおやつの大きさが少しずつ減っていく。iPhoneの端末内に保存された写真を投影することもでき、人の顔をおやつカードとして使うと、その顔が少しずつ食べられていくという不思議な光景も見られる。
画面内に魚が増えすぎたときはスワイプ動作で画面外に消すことができる。そのほか、アプリ上から水槽のデザインを変えたり、端末内の写真を確認したりできる。
広報は「子供だけでなく(対象年齢は8歳以上)、ガジェット好きな大人にも評判がいい」と話し、親子一緒に楽しめる商品としての自信を見せる。
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