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ソニー、ブラビア「X9400C/X9300C」など4シリーズの発売を2週間延期――外部機器との接続互換性に問題
ソニーは、液晶テレビ“BRAVIA”(ブラビア)の新製品「X9400C/X9300C」「X8500C」「W870C」の4シリーズ9機種について、発売日の変更を一部機能に関する記載の修正を発表した。
ソニーは6月11日、液晶テレビ“BRAVIA”(ブラビア)の新製品「X9400C/X9300C」「X8500C」「W870C」の4シリーズ9機種について、発売日の変更を一部機能に関する記載の修正を発表した。発売日は7月4日となる。
発売日変更の原因は、テレビと外部接続機器との接続互換性に一部問題があると判明したこと(外部機器の種類は非公開)。その対策を講じたソフトウェアを全国販売に必要な台数にインストールするのに時間がかかるため、発売日を2週間遅らせることになったという。なお、「W700C」シリーズについては予定通り6月20日に発売する。
また、今回の4シリーズでは「DLNA」という表記を「ホームネットワーク」に修正することになった。これは、DLNA(Digital Living Network Alliance)に最近追加されたネットワーク再生時の「変速再生」に新製品が対応できていないことが判明したため。認証を受けることができず、ソニー独自の「ホームネットワーク」という表記に改めることになった。なお、ソニーでは「2014年モデルと同等の機能は使える」としており、変速再生を除いて他社製品と組み合わせた運用も問題はないと話している。
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