ラックスマン、USB-DAC機能を備えたSACDプレイヤー「D-05u」を発表
ラックスマンは、フルバランス構成の出力アンプ回路とUSB入力を備えたCD/SACDプレイヤー「D-05u」を7月下旬に発売する。
ラックスマンは6月26日、フルバランス構成の出力アンプ回路とUSB入力を備えたCD/SACDプレイヤー「D-05u」を発表した。価格は35万円で7月下旬に発売する。
2009年に発売された「D-05」のフルモデルチェンジ製品。昨年発売したフラグシップモデル「D-08u」やミドルレンジモデル「D-06u」の技術をつぎ込み、新たにPC/MacとUSB接続してハイレゾ音源ファイルを再生できるUSB-DAC機能も備えた。リニアPCMは最大192kHz/32bit、DSDは5.64MHzまでの再生に対応する。
高い剛性を誇るディスクドライブメカニズム「LxDTM」による安定した回転系に加え、同社では初採用となるTI(バーブラウン)の32bit DAC「PCM1795」を2つ搭載したフルバランス構成の出力アンプ回路など「クラスを超えたぜいたくな構成を用意することで、これまでのディスク資産からもさらなる音楽情報を引き出し、高次元のリスニングを堪能できる」(同社)という。外装は仕上げの細やかなブラスターホワイトのフロントパネルに、明るさや文字の大きさを変更可能なFLディスプレイを備えている。
入力はUSBのほか、同軸デジタル、光デジタルを各1系統。S/PDIF入力は、最大192kHz/24bitのPCM信号に対応する。出力は同軸デジタル、光デジタルを各1のほか、アナログ出力にバランス(XLR)とアンバランス(コンポジット)を用意した。
本体サイズは440(幅)×133(高さ)×410(奥行き)ミリ。重量は14.8キログラム。専用リモコンが付属する。
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