東芝、解凍機能強化のオーブンレンジ3モデルを発売――「ER-ND8」「ER-ND7」「ER-N6」:背面を壁につけて設置可能
東芝は、3つの解凍機能を搭載したオーブンレンジ「ER-ND8」など3機種を8月初旬から順次発売する。価格はすべてオープン。実売想定価格は3万8000円前後(税別)から。
東芝ホームテクノは2015年7月2日、過熱水蒸気オーブンレンジ石窯ドーム「ER-ND8」など3機種を発表した。価格はすべてオープン。実売想定価格および発売日は、ER-ND8が5万8000円前後で8月初旬、スチームオーブンレンジ石窯ドーム「ER-ND7」が4万8000円前後で8月中旬、同「ER-N6」が3万8000円前後で9月初旬に発売する予定だ(いずれも税別)。
過熱水蒸気オーブンレンジ石窯ドーム「ER-ND8」
ER-ND8は、現行モデルER-MD8の後継モデル。庫内容量は26リットル、同社の過熱水蒸気オーブンレンジの中でもコンパクトなエントリーモデルとなる。本体色はグランホワイトのみ。
新機能として「3つの解凍機能」を搭載。「スチーム全解凍」「お急ぎ全解凍」「さしみ半解凍」が用意された。そのほか、食パン2枚が5分台で焼けるトーストキーを追加、さらにノンフライのオートメニューに鶏のから揚げ、フライ、天ぷらの3種類を採用。
定格消費電力は、電子レンジが1430ワット、ヒーター加熱が1220ワット。スチームヒーターは350ワット。温度調節範囲(オーブン/過熱水蒸気)は100〜250度。
本体サイズは、480(幅)×390(奥行き)×350(高さ)ミリ、庫内有効寸法は、376(幅)×320(奥行き)×198(高さ)ミリとER-MD8と同じ仕様。省スペース設計や間口の大きさなども継承する。本体を左右に合計6センチ、上方を10センチ開けるだけで、本体背面をピッタリと壁に付けて設置できるのが特徴。
スチームオーブンレンジ石窯ドーム「ER-ND7」
ER-ND7の庫内容量は26リットル。待機時の消費電力ゼロに加え、2008年省エネ基準達成率100%をクリアした同社スチームオーブンレンジの中での上位モデル。本体はグランホワイトとブラックの2色展開。
解凍機能は、解凍/さしみの2種類。レンジセンサーには、ER-ND8と同じ赤外線センサーを搭載する。
定格消費電力、本体サイズ、庫内有効寸法、重量などはER-ND8と同じだ。
スチームオーブンレンジ「ER-N6」
ER-N6の庫内容量は23リットル。ER-ND7と同じく待機時の消費電力ゼロに加え、2008年省エネ基準達成率100%をクリアした同社スチームオーブンレンジの中でのエントリーモデル。本体色はグランホワイトのみ。
定格消費電力はほか2モデルと同じ。レンジセンサーは温度センサーを採用する。本体サイズは480(幅)×390(奥行き)×325(高さ)ミリ、庫内有効寸法は376(幅)×320(奥行き)×173(高さ)ミリ、重量は約13キロ。
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