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イーケイジャパン、単三形乾電池4本で動くポタアン発売
イーケイジャパンは、単三形乾電池4本で動くポータブルアンプ「TU-HP02」(完成品)を発表した。9月20日頃に出荷する。
イーケイジャパンは9月3日、乾電池で動くディスクリート構成のポータブルヘッドフォンアンプ「TU-HP02」(完成品)を発表した。同社直販サイトの価格は2万9700円(税込)。9月20日頃に出荷する。
TU-HP02は、信号経路にオペアンプなどのICを使用せず、個別の半導体デバイスで組み上げたディスクリート構成を採用する。入力部のFETに真空管(三極管)特性を持たせたことで分解能が高く、真空管アンプのような温かみのある音作りを実現したという。
増幅部には正負両方の電圧を供給し、ヘッドフォン出力部から音に悪影響のある大型コンデンサーを排除した。電源回りのコンデンサーには超低ESR品を多用し、オペアンプでは得られない高いドライブ能力を可能にした。2段階のゲイン切り替えも可能だ。
電源は単三アルカリ乾電池か単三ニッケル水素充電池4本を使用し、通常使用で約30時間の連続再生ができる。
対応ヘッドフォンは16〜300オーム。最大出力は170ミリワット(16オーム時)。サイズは75(幅)×132(奥行き)×19(高さ)ミリ、重量は175グラム(バッテリー除く)。
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