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スーパーツィーターを搭載して超ワイドレンジ――新生テクニクス初となるヘッドフォン「EAH-T700」が登場
パナソニックは、新生テクニクスブランド初となるヘッドフォン「EAH-T700」を発表した。2Wayドライバー構成により、10万Hzまで対応できる超広帯域再生が特徴だ。
パナソニックは9月30日、新生テクニクスブランド初となるヘッドフォン「EAH-T700」を発表した。2Wayドライバー構成により、10万Hzまで対応できる超広帯域再生が特徴だ。価格は9万円で、2016年1月22日に発売する。
ドライバーは、MLF(Multi Layer Film)振動板を採用した50ミリ径フルレンジと、アルミ振動板の14ミリ径スーパーツィーターを搭載。ツィーターに角度をつけて実装することにより、自然な定位を実現したという。再生周波数特性は3〜10万Hz。
ハウジングは主要パーツにアルミを使用し、表面をダブルアルマイト処理やスピン加工を施した。ハンガー部にはアルミ鍛造品を用いて剛性を確保。テクニクスロゴはレーザー刻印の上に色入れを施すなど、細部までこだわったという。
ヘッドバンドは人間工学を元に設計されており、長さが調節できるだけではなく、ハウジング部を前後にスライドさせる「HSアジャスト機構」を設けた。頭の形状に対して最もフィットする位置に調整できるという。
イヤーパッドは低反発クッションおよび人工皮革のプロテインレザーを使用。ケーブルは着脱式で、4N-OFCを使用した1.2メートルと3メートルのコードが付属する。
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