Wi-Fi接続時だけストリーミング再生する設定も可能――Apple Watch対応ラジオアプリ「アンテナ」:片岡義明の「こんなアプリと暮らしたい」」
「Apple Watch」が発売されて以来、音楽・ラジオ関連アプリの対応が進んでいる。今回紹介する「アンテナ」もその1つ。Apple Watchの小さな画面でも視認性がよく、快適に操作できる。
Appleから「Apple Watch」が発売されて以来、さまざまな対応アプリがリリースされている。音楽・ラジオ関連のアプリでも、Apple Watchを使って再生・停止や曲の選択が手元で操作できるアプリが続々と登場している。今回紹介する「アンテナ」もそのようなApple Watch対応ラジオアプリの1つだ。
「アンテナ」は、世界170カ国の地上波チャンネルおよび5万件以上のインターネットラジオ局をストリーミングで聴けるアプリ。5万件という収録数を誇るだけあって、かなり幅広いジャンルをカバーしている。なお、日本語のラジオ局については、各地のコミュニティFM局を豊富に収録している。
「アンテナ」のメインメニューでは、再生中の音楽のタイトル名に加えて、天気情報や時刻も表示される。下部のメニューで就寝タイマーやアラームを設定することも可能だ。また、聴いている途中で気に入った曲の情報を保存できる「スクラップ」機能も備えており、下部メニューのハートマークをタップすることでスクラップを行なえる。このほか、メインメニューのイラストのテーマを変更することも可能だ。
メインメニュー下部の音符マークをタップすると、「ブックマーク」「最近再生」「地域」「ジャンル」「SHOUTcast」「ラジオ追加」の6つのメニューが表示される。ラジオ局を選びたい場合は、「地域」「ジャンル」などで好みの国やジャンルを選択すると、さまざまなインターネットラジオ局のリストが表示される。また、「SHOUTcast」のランキングの中から選ぶこともできる。再生中の曲は常に画面の最下部に曲名が表示されて、停止などの操作も行えるので使いやすい。
Apple Watch上では、ラジオの再生・停止や履歴やお気に入りの参照、SHOUTcastランキングのチェックなどを行える。Apple Watchの小さな画面でも視認性がよく、快適に操作できる。
このほか、便利機能として「Wi-Fiのみ再生機能」がある。これはWi-Fi接続しているときだけラジオの再生を可能にする機能で、携帯電話回線経由でストリーミング再生を行いたくない場合に有効だ。有料ではあるが、このような細かい部分で色々な機能が充実しており、Apple Watch対応のインターネットラジオアプリの中ではおすすめの1本といえる。
アンテナ(価格:120円)
関連キーワード
ラジオ | Apple Watch | アンテナ | ネットラジオ | iPhone | ストリーミング | Wi-Fi | 片岡義明の「こんなアプリと暮らしたい」 | iPhoneアプリ
関連記事
- iPhoneの内蔵マイクを活用するサウンドレベル測定アプリ「Sound Level Analyzer」
録音やオーディオ機器のセッティングなどの際に便利なのが、スマートフォン用の騒音計測アプリ。専用器具を使わなくても手軽にサウンドレベルを測定できる。 - iPhoneの内蔵マイクを活用するサウンドレベル測定アプリ「Sound Level Analyzer」
録音やオーディオ機器のセッティングなどの際に便利なのが、スマートフォン用の騒音計測アプリ。専用器具を使わなくても手軽にサウンドレベルを測定できる。 - 世界中で録音された雨の音が聞けるiPhoneアプリ「Rain Sounds HQ」
暑さで寝苦しい夜に役立つのが、疲れた心と体を癒すリラックスサウンドが聞けるアプリ。中でも今回紹介する「Rain Sounds HQ」は、雨の音にこだわったユニークなアプリだ。 - 話題の動画が分かるiPhone向けキュレーションアプリ「バズテレ!」
今回紹介するのは、YouTubeやVineなどの人気動画を紹介する動画キュレーションアプリ「バズテレ!」。話題になっている動画を一度にチェックできる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.