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独beyerdynamicから密閉型の新フラグシップ「T 5 p 2nd Generation」登場
1月の「CES 2016」で注目を集めた「T 5 p 2nd Generation」の国内販売が決定。ポータブル機器でも駆動できる32Ωのインピーダンスはそのままに新しいチューニングで「極めてソリッドでバランスの良い音場表現を実現した」という。
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ティアックは2月10日、独beyerdynamicの密閉型ヘッドフォン「T 5 p 2nd Generation」を発表した。先に登場した「T1 2nd Generation」と同様、進化したテスラテクノロジーを搭載した密閉型の新フラグシップモデル。2月下旬に発売する予定で、価格はオープンプライス。「ONKYO DIRECT」での販売価格は13万円(税込)。
ポータブル機器でも駆動できる32Ωムービングコイルを初代「T 5 p」から継承しつつ、バッフルの素材や形状を見直して内部パーツが発する振動ノイズを抑制。暖かみのあるサウンドと正確な低音域を出力するためのチューニングを施したという。さらに高周波数帯での共鳴を極力抑える設計などにより、「極めてソリッドでバランスの良い音場表現を実現した」(ティアック)。再生周波数特性は5〜5万Hz。感度は102dB。
ケーブルは着脱式。専用ケーブルには高純度(7N)の無酸素銅を導体に用い、外来ノイズに強く、肌触りのいいテキスタイルコーティング(繊布被覆)を採用している。また、別売りアクセサリーとして、バランス接続対応の4ピンXLRケーブル(B CABLE T1 2G)も用意した。
イヤークッションやヘッドバンドには合皮を用い、装着感も向上させている。軽量なセミハードケースが付属する。
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