山本敦の「体当たりッ!スマート家電事始め」
どこまでスマートになった? ソニーとパナの4Kテレビをガチ比較(1/4 ページ)
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
本連載のテーマは、人と家庭向けエレクトロニクス機器とのスマートな関係について実践を交えながら考察することである。今回は“家電の王様”として長くお茶の間に君臨している「テレビ」が、今どれぐらいスマートな家電に進化を遂げているのか検証してみたい。
デザイン・画質・操作性。ますますスマートになるテレビ
2011年の夏に地上波のテレビ放送がアナログからデジタルへ完全に切り替わり、テレビの大型化・薄型化も一段落した。リビングルームに省スペース設置ができる、サイズ的にスマートなテレビが普及して、続く2012年以降はフルHDを超える「4K」へ画質が進化。映像のスマート化が進んでいる。
そして、2015年の幕開けとともに米国ラスベガスで開催されたエレクトロニクスショー「International CES」では、テレビのユーザーインタフェースのスマート化が加速し、その後もテレビとインターネットの結び付きがますます強くなる。テレビのための“スマートOS”や“モダンOS”といったキーワードが脚光を浴び、Googleがテレビのために開発したプラットフォームAndroid TVを搭載するテレビをソニーが発表。各社がこれに続くかたちで「テレビのOS戦争」の火ぶたが切られた。同年の秋には海外の大手ビデオ・オン・デマンド(VOD)サービスである「NETFLIX」が上陸。先行する「ひかりTV」の4K対応VODに続いて、海外のサービスも4K VODコンテンツの配信に力を入れるようになり、4Kテレビが本領を発揮できる土台が整った。
現在、インターネットを活用した動画配信などさまざまなオンライン対応のサービスが利用できるテレビが“スマートテレビ”、あるいは“スマートOSテレビ”のように呼ばれている。日本国内の大手テレビメーカーがそれぞれに力のこもったスマートテレビを発売しているが、中でもソニーは液晶テレビ“ブBRAVIA”(ブラビア)の上位シリーズにAndroid TVを組み込んだラインアップを強化。パナソニックもMozillaが開発する「Firefox OS」を“VIERA”(ビエラ)の4Kテレビに採用している。テレビがインターネットにつながるだけでなく、最新のOSプラットフォームを組み込むことでどれぐらいスマートになるのか、ソニーとパナソニックから最新モデルのテレビを借りて試した。
ソニーとパナソニックの最新スマートテレビをテスト
ソニーの「X9350D」シリーズは4Kディスプレイと、ハイレゾ対応のサイドスピーカーを一体にしたプレミアムクラスのテレビだ。本機のほかにもブラビアには、フルHDのハイスペックモデル「W870C」にまで幅広くAndroid TVを搭載するラインアップがある。
Android TVのユーザーインタフェースは、見た目や操作感がAndroidスマホやタブレットのそれと比べて、テレビに最適化した姿ではありながらもかなりフィーリングに共通点がみられる。普段からAndroidスマホをメインに使っている方であればスムーズに馴染めるだろうし、本体設定まわりなどもスマートになった実感が得られると思う。
パナソニックからもパネルの両サイドにハイレゾ対応のスピーカーを合体させたプレミアム4Kモデル「DX850」シリーズをお借りした。同社もフラグシップの「DX9850」シリーズから、シンプル4Kモデルの「DX600」シリーズまでFirefox OS搭載のテレビをワイドにそろえている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
体当たりッ!スマート家電事始め
スマート家電の機能を使いこなせるようになれば、私たちの生活は豊かなものになるのだろうか? 実際の製品に可能な限り触れ、体験しながら、読者目線に立って攻略法を見つける新連載。執筆はAVライター山本敦氏。
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
2
iPhone 18シリーズ発表、今年はPro・Pro Maxのみ なんと“無印”なし 価格は21万9800円から
-
3
「iPhone Duo」発表 Apple初の折りたたみスマホ 36万4800円から
-
4
幻の「ちいかわ」コラボ第3弾皿、捨てちゃうの? くら寿司に聞いてみた
-
5
スーパーでおなじみ「呼び込み君」に新型 26年越しの“新曲”も配信
-
6
「ペンギンを返して」 Suica新キャラ候補3案公開でSNSに戸惑いの声 一般投票は8日から
-
7
「iPhone Duo」純正ケース話題、「面白いけど高い」……1万4800円と2万4800円
-
8
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
-
9
Anthropic、AI悪用レポートを公開 中国AI企業の「蒸留」、各国政府の監視・世論操作、生物兵器につながり得る研究を列挙
-
10
「ランジェリーパープルじゃない」「買おうと思ってたのに」 iPhone 18 Pro/Pro Maxの色に落胆の声
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR