オシャレで小さいドラム型洗濯機「Cuble」がモデルチェンジ――「においスッキリコース」など新搭載
パナソニックは、ななめドラム洗濯機「Cuble」(キューブル)の新製品を10月末に発売する。水温をコントロールして洗浄力を高める「温水泡洗浄」に「約40°Cにおいスッキリコース」と「約30°Cおしゃれ着コース」を新設した。
パナソニックは9月13日、ななめドラム洗濯機「Cuble」(キューブル)の新製品3機種5モデルを発表した。水平垂直の“キュービックフォルム”を採用したデザイン性の高い洗濯機。価格はオープンプライスで、10月30日に発売する。
型番 | NA-VG1100L/R | NA-VG710L/R | NA-VS1100L |
---|---|---|---|
容量 | 洗濯10kg、乾燥3kg | 洗濯7kg、乾燥3kg | 洗濯10kg |
実売想定価格 | 29万円前後 | 25万円前後 | 24万円前後 |
カラー | クロームメタル、ピンクゴールド | アルマイトシルバー | アイアンシルバー |
発売日 | 10月30日 |
水温をコントロールして洗浄力を高める「温水泡洗浄」に「約40°Cにおいスッキリコース」と「約30°Cおしゃれ着コース」を新設するなど機能面を向上させた。
約40°Cにおいスッキリコースは、洗剤を通常(おまかせコース)の2倍投入し、温水で2度洗いを行うコースだ。皮脂が溶け出す温度(融点)を超え、洗剤に含まれる酵素が活性化する40°C以上の温水を使用することにより、汚れはもちろんニオイの原因となる菌も除去する。このため、部屋干し時の生乾きのようなニオイまで抑えられるという。
一方の約30°Cおしゃれ着コースは、温水で洗浄力を高めつつ、泡洗浄の泡生成回数を最大2倍に引き上げることで汚れを落とす。同時に洗浄時の“揉み”、“叩き”、“押し洗い”といった動作時間は通常の3分の1として衣類の型崩れや色落ちを防ぐ。なお、2つの新設コースはともに洗濯容量2kgまでとなっている。
このほか、衣類の縮みやシワを抑えて乾かす「低温風パワフル乾燥」の容量を最大5kg(NA-VG1100のみ)を追加、また「約30°C槽洗浄コース」は洗浄時間を約半分に短縮するなど使い勝手も向上させている。
設置時の外形寸法は、幅が639mm、奥行きは665(NA-VG710は600)mm、高さ1050mm。
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