レビュー
自撮りに最適、ほわほわんなポートレートも撮れちゃう超広角コンデジ、カシオ「ZR4000」(3/3 ページ)
コンデジは生き延びるためにセンサーサイズを大きくしたり、ズーム倍率を上げたりしているが、カシオ計算機が面白いアプローチを仕掛けてきた。望遠ではなく広角に振ってきたのだ。
※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
作例
いつもガスタンクをいつもの場所から撮っているのだが、その広角っぷりがよく分かる。中心に向かってぐわっとパースのつく感じがたまらない。薄曇りだったがそれなりに色を載せて暗部も持ち上げてくれるあたりもさすがプレミアムオート。19mm相当 1/640秒 F2.7 ISO80
モニターを90度開いて地面すれすれにおき、望遠端で猫。暗い曇天下でF6.4なのでISO400まで上がってしまったが、まあそこはしょうがない。写りも思ったよりよし。95mm相当 1/40秒 F6.4 ISO400
古い擁壁をモニターを開いて地面すれすれから。実はこの擁壁、昭和初期に作られたもので、大正時代の関東大震災による瓦礫を使っているらしい。そんな状況写真にも広角は便利。19mm相当 1/125秒 F2.7 ISO100
高層ビルからの夜景。プレミアムオートで手持ち撮影。自動的に連写+合成でノイズを減らした夜景っぽい写真を作ってくれる。しかも広角ならではの広さやパースの強さがよい。19mm相当 1/4秒 F2.7 ISO640
関連記事
- メチャ速くてメチャ快適、ニコンのエントリー向け一眼レフ「D3400」
「D3400」はニコンの中で最もエントリー向けな一眼レフ。当然安くてシンプルなのだが、今回は2つの面白い機能が加わった。1つが「AF-P」という新しい規格のレンズの登場。もう1つがスマホユーザーに便利な「SnapBridge」だ。 - 堅実さと斬新さが同居するリコー初のフルサイズデジタル一眼レフ「PENTAX K-1」
リコーイメージングが、PENTAXのレンズ資産を生かせるフルサイズデジタル一眼レフカメラをついにリリースした。PENTAXらしい、ユニークな機能を搭載しつつ、しっかりと解像感の高い写真が撮れるのが印象的だ。 - 気軽に持ち歩ける、画質くっきりの1型コンデジ「Powershot G7 X Mark II」
キヤノンの1型センサー搭載コンデジ「PowerShot G7 X Mark II」は、モニターのチルト形状が進化したり、USB充電が可能になったり、メニューがEOS風になったりと細かく改良が施され、確実にハイエンドっぽさが上がった。 - 普通では撮れないものが撮れる楽しさ 大人の趣味カメラ「RX10 III」
ソニーの大型センサー搭載コンデジのラインアップに、高倍率ズームを搭載した新モデル「RX10 III」が登場した。広角から超望遠までが手軽に扱えるうえ、HFR動画や4K動画なども撮影できてとにかく楽しい。写真を楽しむ大人向けのコンデジだ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.