買ってからも“便利”が増え続けるロボット掃除機って?(1/3 ページ)
発売から1年半が経過したダイソンのロボット掃除機「360 Eye」。その間、掃除のスピードアップや「静音モード」追加など機能が増えていることをご存じですか? 今回はその詳細に加え、自宅のWi-Fiに360 Eyeをつなぐ手順も詳しく解説していきます(提供:ダイソン株式会社)。
必要なのは分かっているけど、できればやりたくないもの――掃除。ホコリがあっても死なないなんて冗談でいいますが、ハウスダストや花粉症などのアレルギーがあると大変! できれば部屋はきれいに保っておきたいものです。とはいえ、共働きのご家庭やお子さんのいるお宅はとにかく忙しいですよね。丁寧な掃除の時間の捻出は課題ですし、誰がやるの? なんて話にもなりそうです。
そんな時代背景もあってか、最近その売上げを伸ばしている家電製品がロボット掃除機です。魅力はなんといっても床掃除をおまかせできること! 普段からロボット掃除機を稼働させていれば、床のきれいさをキープしやすくなります。ゆえに、できればわが家にも1台欲しいと思われている方も多いでしょう。
面白いデータがあります。「ロボット掃除機の選定時にどんな点を重視するか」という調査で購入前は「価格」を最も重視するのですが、ロボット掃除機所有者、つまり購入した人へのアンケートでは「吸引力」を重視するという声が1位になっています(出典:第2回『ロボット掃除機に関する調査』、2016年3月マイボイス株式会社調べ)。安いと思って買ってはみたけれど、いまいち吸いこみがよろしくない。部屋をちゃんときれいにしてほしいから、もっと吸引力が欲しい! というわけです。
そんな吸引力の高いロボット掃除機といえば、「Dyson 360 Eye」(以下 360 Eye)。ダイソン独自のデジタルモーターとサイクロンテクノロジーを組み合わせ、ほかのロボット掃除機の4倍というパワフルな吸引力を実現しました。でも、それだけではありません。ちょっと見てほしい動画があります。
登場するロボット掃除機はどちらも360 Eye。でも、掃除のスピードは段違いですし、壁際もギリギリまで寄っています。考え込むように一時停止する時間も減り、全体的にスムーズに動いている印象ですね。「なんだ、360 Eyeってモデルチェンジしたんだ」というのは早合点。実はこれ、製品のハードウェアは全く同じで、ソフトウェアだけが違います。
パソコンやスマートフォンではお馴染みのソフトウェアアップデートですが、360 Eyeは2015年10月の発売以来、実は4回ものソフトウェアアップデートが実施されていて、そのたびに性能が向上したり、新しい機能が追加されたりしています。買った後も進化するなんて、最近のロボット掃除機ってすごいですよね。あ、これはダイソンの場合です。
今回はそんな360 Eyeを徹底的にチェックしていきます。後ほど360 Eyeを自宅のWi-Fi(無線LAN)に接続する方法も紹介しますので、購入したけれどまだ接続していないという人も必見です。
小型でハイパワーなロボット掃除機「360 Eye」
360 Eyeには、ほかのロボット掃除機にはない特徴がいくつかあります。例えば直径がわずか23cmと小型で、椅子の脚の間など狭い場所まで掃除してくれる機動力。またブラシの幅が本体とほぼ同じなので1度で広い範囲を掃除できます。ブラシ自体も静電気を防止するフローリング用のカーボンファイバーブラシと、カーペット用の硬いナイロンブラシの2種類を兼ね備えているので、どんな場所でもしっかりとゴミをかき取っていきます。
本体操作はボタン1つだけ。そのボタンを押すだけで掃除が始まるので、操作に悩むことはまったくありません。
動き出したら、複数の赤外線センサーで障害物や段差を感知して回避します。部屋の中を見渡せるパノラマレンズ付きの「360°ビジョンシステム」を駆使して部屋の地図を作り(マッピングと呼びます)、それをもとに効率的に掃除していきます。壁はまさに“寸止め”という場所で止まっては、くるりと向きを変えて掃除を続行。頭いいです。
バッテリーの充電時間は約2時間45分で、フル充電で最大40分稼働します。それじゃうちは広いから足りないと心配するなかれ。吸引力が高いので、基本的に1カ所を通るのは1度だけ。さらに1度の充電で掃除が完了しない場合は、自動で充電ドックに戻って、充電後、掃除を中断した場所から再開してくれます。廊下の向こう側から戻って来て、おずおずと充電ドックに納まる様子はなんともかわいらしいものです。
ゴミはクリアビンの中に集められます。どれくらい取れたか見るのは結構楽しいもの。特にテーブルの下などは要注意ゾーン。掃除したはずなのに、もうこんなに!? というくらいたまっているのが分かるから恐ろしいです。それほどしっかり掃除した後は排気が気になりますが、サイクロン機構とフィルターでゴミをしっかり分離しているので、360 Eyeの排気はとてもキレイ。掃除をしながら部屋の空気を汚しません。
勝手に充電しに戻る360 Eyeは操作やお手入れが簡単で、スタートボタンを押すか、クリアビンを空にするぐらいで後はロボットが掃除してくれます。加えて、フィルターの水洗いは半年に1回で済むので手間いらずですし、摩耗しやすいサイドブラシもないので追加コストは電気代くらい。長く愛用すればするほど、コストパフォーマンスは高まります。
Wi-Fi接続機能とソフトウェアアップデート
もう1つ、知っておきたい大事な機能があります。それがWi-Fi接続機能。「うち、本体のスタートボタンを押してるだけ!」と思った方は、もしかしたら使っていないかもしれません。Wi-Fiにつながなくても360 Eyeは問題なく掃除してくれるのですが、それはかなり“もったいない”です。
360 EyeはWi-Fiに接続することで、スマートフォンにインストールした「Dyson Link アプリ」から操作したりスケジュール予約、トラブルシューティングが利用できます。さらに掃除記録を表示し、掃除した場所を地図で確認できるようになります。そして、360 Eye本体の「ソフトウェアアップデート」を行うことで、つねに最新のパフォーマンスを維持できるのです。
パソコンやスマートフォンをご利用なら、ソフトウェアアップデートで何が行われるか想像できると思います。例えば「セキュリティが強化される」「動作の不具合が改善される」「新しい機能が追加される」などが可能で、それまでの問題点が解決するので使いやすくなることが多いです。改善の内容によっては、それまでよりも動作が軽くなる場合もある大事なもの。
360 Eyeも同じです。購入後にも機能が追加され、発売当初に買った人でも、ソフトウェアアップデートを行うことで、その性能を最新モデル同様にキープできます。
実は360 Eyeも2015年の発売以来、すでに4回ものソフトウェアアップデートを実施しています。初期のバージョンは「10.8」ですが、最新は2017年3月にリリースされた「11.3」です。
細かいブラッシュアップもありますが、2016年8月にリリースされたバージョン「11.2」では、アプリ上で運転モードに「静音モード」が加わり、静音モードと通常モードの2つから選択できるようになりました。「静音モード」とはモーターの回転数を抑えて動作音を控えめにするモードで、アプリ上から起動できます。360 Eyeはもともと吸引力が高いので、多少控えめにしても十分に掃除できるわけですね。
ほかにもバッテリー残量がアプリ上から確認できるようになるなど、目に見える変化もあります。
提供:ダイソン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia LifeStyle 編集部/掲載内容有効期限:2017年3月31日
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