パナソニックは3月28日、新サービス「The Roast」(ザ・ロースト)の予約受付を開始した。スマート焙煎機や豆に合わせた焙煎工程(プロファイル)の提供、コーヒーの生豆宅配サービスを組み合わせたコーヒー好きのための新事業。サービスの開始は4月13日と発表された。
サービスのコンセプトは「おうちで、極上のコーヒー体験」。iPhone/iPad用のアプリで焙煎プロファイルをダウンロードし、焙煎機に転送すれば「家庭でプロの技を再現できる」という。生豆の宅配サービスは、コーヒー輸入商社の石光商事が協力。世界中から厳選したスペシャルティ豆(スペシャルティコーヒー協会が定めた風味品質評価基準をクリアしたもの)が自宅に届く。焙煎プロファイルを作成するのは、2013年に焙煎世界大会で優勝した福岡「豆香洞(とうかどう)コーヒー」のオーナー焙煎士、後藤直紀氏だ。
予約の申込はパナソニックのショッピングサイト「Panasonic Store」の専用ページで受け付けている。価格は焙煎機単体が10万円(すべて税別)。生豆の定期宅配サービスは、3種セット(月額5500円)と2種セット(月額3800円)の2パターンがあり、いずれも1年契約となる。また、焙煎士おすすめの6種類の生豆を追加で購入(200g×2袋)することも可能になっている。
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