オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは、オンキヨーブランドのAVアンプ新製品「TX-RZ820」を4月下旬に発売する。4K/HDR時代に求められるスペックを満たした上位モデルだ。価格は12万8000円。
各チャンネル215W(実用最大出力)の7chパワーアンプを搭載したAVアンプ。Dolby AtmosやDTS:X再生では、5.2.2ch構成に対応する。同社の“Dynamic Audio Amplification”コンセプトに基づき、専用の大型電源トランスや大容量コンデンサーにより瞬時電流供給能力を高め、大口径ユニットを持つ大型スピーカーなど、「どんなスピーカーも強力にドライブする」(同社)という。
ハイレゾ音源再生は、最大192kHz/24bitのPCM音源と11.2MHzまでのDSDファイル再生をサポート(ネットワークの有線接続およびUSBメモリーからの再生)。またWi-FiやBluetoothを内蔵し、AirPlayやChromecastによりスマートフォンやタブレットなどから手軽に楽曲を再生できる。
HDMI端子は背面に6系統、前面に1系統あり、すべてHDCP 2.2をサポート。また背面端子はHDR 10やDolby Vision、BT.2020のパススルーに対応する。
本体サイズは、435(幅)×201.5(高さ)×396(奥行き)mm。重量は14kg。
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