この冬のボーナスで購入したいITデジタル家電のトップは「薄型テレビ」、次いで「PC」と「デジタルカメラ」であることが、MM総研の調べで分かった。このほか「携帯・PHS・スマートフォン」や「携帯型音楽プレーヤー」が上位に入った。
2006年の冬に実施した調査では、1位がPC、2位が薄型テレビ。地デジへの切り替えや、2008年の北京オリンピックに向けた購買需要の増加、大画面商品の値下がりによる裾野拡大などを背景に、薄型テレビの人気が上昇したようだ。
調査会社のMM総研は「冬のボーナス商戦に関するアンケート」を実施した。インターネットによる調査で、全国の就業者1100人が回答。
調査期間は11月29日から12月3日まで。
旅行・レジャーなどを含めて比較すると、冬のボーナスの使い道は「ITデジタル家電」が断トツで、昨年の調査と比べ2.3ポイント増の42.6%となった。一方、使い道として減少したのは「衣類・服飾品」が3.9ポイント減の34.5%。また「旅行」も6.9ポイント減少し、28.9%と3割を切った。
冬のボーナスの支給額について、昨冬と「変わらない」と答えた人が40.3%で最も多い。昨冬に比べ「増加した」人は14.3%で、「減少した」人の12.2%より多かった。
ボーナスの支給額の増額率に伴って、購買意欲は増しているようだ。昨冬に比べ支給額が増加した14.3%の人のうち、購買意欲が昨冬と「変わらない」が63.1%で最も多かったが、「上がった」人は25.5%を占め、「下がった」人の11.5%を上回った。なお、支給額が前年比10%増以上の層は、購買意欲が上がった人が41.3%に達する一方、下がった人は10.9%という結果が出た。
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