“ヘソクリ”が23万1000円も多いのは……夫? それとも妻?

» 2009年02月27日 11時19分 公開
[Business Media 誠]

 夫婦間で財布の実権を握っているのはどっちなのだろうか? 20代〜50代の既婚者に聞いたところ、男性の場合「自分が握っている」と回答した人は35.8%、「妻が握っている」は51.8%であることが、ライフネット生命保険の調査で明らかになった。しかし同じ質問を女性に聞いたところ「自分が握っている」という人は68.4%、「夫が握っている」は19.2%にとどまるなど、世の中の大半の家庭では女性が財布のひもを握っているようだ。

 妻や夫に内緒で商品やサービスを購入したことがある人はどのくらいいるのだろうか。男性の17.4%は「購入したことがある」と回答。具体的な商品を聞いたところ「デジタル機器」や「ゴルフクラブ」などのほか、「クルマ」という答えも目立ち、その平均金額は97万7000円。一方の女性も21.6%の人が「購入したことがある」と答えた。具体的には「エステ」や「服やバッグ」「美容関連商品」などを購入した人が多く、その平均金額は72万2000円だった。

妻や夫に内緒で購入した商品やサービスの金額(出典:ライフネット生命保険)

 インターネットによる調査で、20代〜50代の既婚者の男女1000人(男女500人ずつ)が回答した。調査期間は2月20日から2月24日まで。

4人に1人が「妻や夫に内緒で預貯金」

 妻や夫に内緒で預貯金をしている人はどのくらいいるのだろうか。男性の26.4%は「妻に内緒で預貯金がある」と答え、その平均金額は71万5000円。一方、女性の28.2%も内緒で預貯金をしており、その平均額は94万6000円と、“ヘソクリ”は男性よりも女性の方が平均金額で23万1000円多いという結果に。

ヘソクリの平均金額(出典:ライフネット生命保険)

 家計の項目で「今後増やしたい」と思っているのは、「預貯金」が断トツで91.1%。次に「教育費」(39.3%)、「娯楽費」(39.1%)、「旅行(国内)」(34.6%)と続いた。現在の経済状況を反映して、手堅く“蓄えていきたい”と思っている人が多いようだ。

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