シリーズ7は従来機と比べ“より深くそる”ということにこだわっているが、そもそもブラウンではどのような電気シェーバーを開発してきたのだろうか。ブラウンの歴史を振り返ると、初代電気シェーバーは1950年に開発された「S50」という機種だ。60年ほど前にさかのぼるが、「ヒゲを切る構造は、初代S50とシリーズ7では大きく変わっていない」(同)
1962年には「Sixtant」を開発。この機種では網目を六角形にしたものを採用し、よりヒゲを取り込みやすくした。1979年の「Micron Plus」では持ちやすさを追求するため、手で持つ部分をプラスチックからラバー製に。そして1990年、ヘッドがタテに動く「Flex Control」が販売された。これまでヘッドは固定されていたが、このFlex Controlによりヘッドと肌がより密着するものとなった。その後、2003年の「Activator」では5×5の25パターンの網目を導入し、「さまざまな方向に生えているヒゲを取り込むことを可能にした」(同)
“進化”を続ける電気シェーバーであるが、上手にヒゲをそる方法はあるのだろうか。「ヘッドと肌の角度を90度にすれば、きれいにそることができます。あとは毛の流れに逆らってそることと、顔を洗顔する前にそってください。電気シェーバーはハサミのような構造なので、肌が乾いた状態でそった方がより深くそれます」(同)
「自分はヒゲが濃いので電気シェーバーを使わず、カミソリでそっている」という人も多いのではないだろうか。同社によると、カミソリで丁寧にそりたい人、朝の忙しい時間に簡便にそりたい人、住み分けができているという。また平日は電気シェーバーを使って、休日にはカミソリでそるという人も多いそうだ。
「たかだかひげそり」「電気シェーバーはどれを使っても同じ」などと思わずに、自分に合ったひげそりを試してみるのはいかがだろうか。
型番 | 790CC | 760CC | 750CC | 720 |
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希望小売価格 | オープン価格(3万9800円) | オープン価格(3万4800円) | オープン価格(2万9800円) | オープン価格(2万4800円) |
洗浄タイプ | 全自動アルコール洗浄および水洗い | 全自動アルコール洗浄および水洗い | 自動アルコール洗浄および水洗い | 水洗い |
表示ランプ | 液晶タイプ | 5段階表示 | 3段階表示 | 充電・充電催促表示 |
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