肌エリアに合わせてモード切替が可能に――ブラウン「シリーズ7」の実力ビジネスパーソンの身だしなみ特集(2/2 ページ)

» 2009年05月08日 07時00分 公開
[土肥義則,Business Media 誠]
前のページへ 1|2       

“進化”を続ける電気シェーバー

5×5の25パターンの網目

 シリーズ7は従来機と比べ“より深くそる”ということにこだわっているが、そもそもブラウンではどのような電気シェーバーを開発してきたのだろうか。ブラウンの歴史を振り返ると、初代電気シェーバーは1950年に開発された「S50」という機種だ。60年ほど前にさかのぼるが、「ヒゲを切る構造は、初代S50とシリーズ7では大きく変わっていない」(同)

 1962年には「Sixtant」を開発。この機種では網目を六角形にしたものを採用し、よりヒゲを取り込みやすくした。1979年の「Micron Plus」では持ちやすさを追求するため、手で持つ部分をプラスチックからラバー製に。そして1990年、ヘッドがタテに動く「Flex Control」が販売された。これまでヘッドは固定されていたが、このFlex Controlによりヘッドと肌がより密着するものとなった。その後、2003年の「Activator」では5×5の25パターンの網目を導入し、「さまざまな方向に生えているヒゲを取り込むことを可能にした」(同)

 “進化”を続ける電気シェーバーであるが、上手にヒゲをそる方法はあるのだろうか。「ヘッドと肌の角度を90度にすれば、きれいにそることができます。あとは毛の流れに逆らってそることと、顔を洗顔する前にそってください。電気シェーバーはハサミのような構造なので、肌が乾いた状態でそった方がより深くそれます」(同)

 「自分はヒゲが濃いので電気シェーバーを使わず、カミソリでそっている」という人も多いのではないだろうか。同社によると、カミソリで丁寧にそりたい人、朝の忙しい時間に簡便にそりたい人、住み分けができているという。また平日は電気シェーバーを使って、休日にはカミソリでそるという人も多いそうだ。

 「たかだかひげそり」「電気シェーバーはどれを使っても同じ」などと思わずに、自分に合ったひげそりを試してみるのはいかがだろうか。

ブラウン「シリーズ7」の製品概要

型番 790CC 760CC 750CC 720
希望小売価格 オープン価格(3万9800円) オープン価格(3万4800円) オープン価格(2万9800円) オープン価格(2万4800円)
洗浄タイプ 全自動アルコール洗浄および水洗い 全自動アルコール洗浄および水洗い 自動アルコール洗浄および水洗い 水洗い
表示ランプ 液晶タイプ 5段階表示 3段階表示 充電・充電催促表示

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.