ディフェンシブ銘柄の底堅さに期待
海外での食品事業を拡大する。2015年度を目処にアフリカや中東など未開拓市場に進出し、調味料や加工食品の販売を現在の100カ国・地域から130カ国・地域に広げる。同時期に海外食品事業の売上高を現在の約2倍に引き上げたい考え。
中国での半導体設計を本格化する。中国の家電メーカーなど向け半導体の基本設計を現地の技術者に任せ、生産コストを圧縮する。製品ラインを充実させるとともに、顧客の要望に柔軟に対応できる体制を整える。
インドで携帯電話向けの情報配信サービスを始める。出資する現地の携帯大手を通じ、ニュースやスポーツ情報などを待ちうけ画面に配信する。インドは音声サービスの利用が中心だが、情報配信などの付加価値サービスの需要拡大が見込まれており、得意とする情報配信サービスをいち早く提供する。
電動バイク市場に参入する。自社のリチウムイオン電池を搭載した「三輪バイク」をこのほど開発。最高時速は20キロ程度で高齢者や観光地での移動手段として来年春にも発売する。次世代電池として注力するリチウムイオン電池の認知度を高める狙いもある。
電気自動車など環境車の電池材料として需要急増が見込まれているリチウムをカナダから大量調達する。2013年から国内需要の約8割に相当する量を輸入し、日本や韓国などのリチウムイオン電池メーカーに供給する。
標的をがん細胞に絞り込んで攻撃する白血病向け抗がん剤の新薬候補物質を開発、米国で患者に投与して効き目を確かめる臨床試験を始めた。化学合成でつくるため、ヒトの免疫機能を利用する抗体医薬品よりコストを抑えられる見込み。
売り 2280万株
買い 2300万株
(金額ベースも買い越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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